日別アーカイブ: 2009年3月16日

今年もやっぱり出場します


 今日、アメリカに出発します。今回の試合はFLWウェスタンシリーズ初戦です。開催地はカリフォルニア州とアリゾナ州の州境に位置するレイク・ハバスです。有名なレイク・ミードの下流に位置するダム湖で、カレントが強いのが特徴です。
 本当は今シーズンはフォレストウッドカップのみに出場するつもりだったのですが、見事にファルコンで散って、出場権を逃してしまい、悔しくて再度挑戦することにしました。
 レイク・ハバスでは何度か釣りをしたことがありますが、トーナメントは初めてで、春に釣りをするのも初めてです。ハバスではラージマウスでもスモールマウスでも優勝可能なウェイトが出る釣り場で、いろいろなパターンが想定されます。それだけにコアングラーは、どんなパートナーと組んでも対応できる引き出しの多さが求められます。4日間のプラクティスで、どれだけの引き出しを持てるかがカギとなります。

ストレートフックの基礎知識 その4


Imgp8986  前回、ストレートフック使用時のワームのズレ防止対策を2つ紹介しました。コークスクリューキーパーを使う方法はなかなか便利ですが、一つ欠点があります。コイルが邪魔で、スネリング(外掛け本結び)ができないのです(スネリングしてからコークスクリューキーパーを装着すればOKですが・・・)。
 スネリングができて、ワームのズレを防止するには以前にも紹介しましたが、リバーブ方式が最強です。熱収縮チューブで簡単に装着でき、ホールド力はコークスクリューキーパー並です。普通にホームセンターで手に入る熱収縮チューブは使っているうちに緩むことがあるので、瞬間接着剤で止める方がいいです。
 最強ストレートフックのBMFフック用に市販されているBMFバーブは防水用の熱収縮チューブで、チューブの内側に接着剤が塗られていて、ライターであぶると中の接着剤が溶けて、冷えると再び硬化するのでしっかり止まります。チューブ自体も肉厚なので、ホールド力は高いです。BMFバーブは少々高いので、ボクは半分にカットして使っています。これで数が2倍になって経済的です。
Imgp8992   リバーブの取り付け位置ですが、外向き派と内向き派がいます。ボクは基本は外向きで、ワームの外から押さえるようにセットします。これができるのがテーパー状のリバーブの利点で、シリコンストッパー等ではフックポイント側からワームを刺して、ストッパーを抜こうとすると、ワーム自体が裂けてしまいます。ただし、外向きにリバーブをセットする場合は、リバーブとワームの間に隙間があるとトロロ状のモスが絡んでしまいますので、リバーブの角度を冷えて固まる前に指で調整してください。写真の上はちょうどよい角度ですが、下はリバーブが開きすぎです。
 リバーブを内向きにしてもホールド力はありますが、この場合はリバーブが完全にワームの内部で収まらないといけません。リバーブの先端がワームから突き出てしまうとやはりモスが絡むので、スイートビーバーのような扁平のワームには内向きは向きません。
Imgp8990  ブッシュ等の硬いヘビーカバーの場合は、両向きにダブルリバーブにすることもあります。また、ワームとリバーブを一体化させるために、瞬間接着剤(アロンアルファ速攻多用途EXTRA)で止めることもあります。