ライフジャケットの着用義務の拡大 さらに脱線


 膨張式、固形式、どちらが安全か、安心かについて考えるのもいいですが、そもそも「浮いたら助かる」と保証されているわけではありません。ライフジャケットの着用義務も大事ですが、もっともっと大事なのがキルスイッチです。業界としては、もっともっとキルスイッチ装着を啓蒙するべきです。
特に冬場、バスアングラーは「落ちたら死ぬ」ぐらいの危機感というか意識を持って釣りに出かけるべきです。万一落水した場合、すぐに救助されるか、自力でボートに戻れないと、命のカウントダウンは刻一刻と進むことになります。
 水の中では大気中の25倍の早さで体温が奪われていくそうです。体の中心部まで冷え込むと低体温症(ハイポサーミア)に陥ります。体温が2度下がると、止まらない震えが起こり、思考がスムースにいかなくなり、泳ぐ能力も低下するそうです。3度低下すると、会話が困難になり、身動きがとれなくなり、4度以上低下すると意識がなくなり、不整脈にて死亡するそうです。ここで言う体温は体の中心部、直腸温度を指すそうで、大人と子供、男性と女性、太った人と痩せた人で、症状が出るまでに時間差はあるそうですが、水温が10度以下で落水した場合、30~60分で意識を失い、生存可能時間は1~3時間しかないそうです。水温が10-15度でも1-2時間で意識を失い、生存可能時間は1~6時間しかないそうです。
つまり、釣りに行くときは防水の携帯電話を身につけ、万一落水したら、一刻も早く救助を要請する必要があります。救助が来たときには、すでに意識を失っている可能性もあり、そういう意味でも脱力状態でも、確実に顔を上にして呼吸を確保した浮き姿勢がとれるライフジャケットを身につけておく必要があると思います。

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