カテゴリー別アーカイブ: マイ・トーナメント

悔しいけど止められない


またまた、久しぶりです。アメリカの試合から帰国し、今は中国からのブログ更新です。
意気揚々で望んだデルタの試合でしたが、結果から言えば、箸にも棒にもかからない悲惨な結果でした。おかげで、意気消沈して、ブログの更新すらできずにいました。
たった1度だけの贅沢で無謀な挑戦だったデルタでのボーター参戦ですが、その味が忘れられず、3回目となった今回、プラクティスは今まで以上の手応えでした。
ノンボーター時代から、デルタのこの時期のセオリー的な釣り方は理解しているつもりだったので、よりビッグウェイトが出せる可能性が高い釣りをメインに、エリアを絞らずに、広範囲に見て回りました。借りたボートのエンジンがEFIだったこともあって、おかげでプラクティスと本戦で、ガソリン代だけで6万円ぐらいは使ったと思います。
本命エリアの一つでは初日からテッケル・ワッカーで特大のバスがヒットし、それ以外にバイトがあるので、早々にエリア温存のために退散しました。
2日目以降はワッパープロッパー等のトップパターン、クランクやチャターの巻物、マットのパンチングの3パターンを試し、パンチングで面白いぐらいバイトがとれ、ほとんどフッキングをせずにGPSでマーキングだけして、魚のいるマットをチェックして回りました。おかげでマークできたマットは20カ所以上で、中にはどうしても放さないバスをサイズ確認のつもりでフッキングしたら、3匹も6-7ポンドクラスのバスをキャッチしたぐらいです。
ちなみにヒットしたのは濁りがあるエリアでは、パンチスカートにオキチョビークローのスイートビーバー、濁りがないエリアではパンチスカートにベビーDボムがよく、ワームが足りなくなるのが心配で、湖上から通販でワームを注文したぐらいです。
そんなわけで、試合前には「決勝残れるかも」ぐらいの勢いで、試合当日が楽しみで仕方なかったんですが、結局は状況は激変&試合当日のタイドの読み間違い(誤算だったのは帰着時間が例年より早かったこと)で、完全な空回り状態で、自分でも何が起こったのか理解できないまま試合を終えてしまいました。完全な経験不足です。
正直、使ったお金はハンパないです。エントリフィーが1500ドル。飛行機代だけで約15万円、その他ガソリン代やボートのレンタル代、ホテル代等のもろもろの経費を合計すると、優勝でもしないと割に合わないです。しかもこんな成績しか残せないと、やってられなくなりますが、これがトーナメントの魔力なんでしょうか、止められません。

カリフォルニア・デルタへ


久々の更新です。しばらく慌ただしい日々を送っていました。そして、今日からカリフォルニア・デルタに向けて出発です。と言っても、今現在、まだパッキングは完了しておりませんが・・・。
今週は2010年以来、久しぶりのエリート戦がデルタで開催されます。といっても、今回はスタート地点がカリフォルニア州都のサクラメントからとなって、各選手はロングランを強いられることになります。タイドのタイミングによって釣り方が大きく変わるデルタで、実質釣りをする時間が短くなる中、エリート選手たちがどこに向かい、どんな釣りをするのか、興味深いです。
この週末はロコの試合があって、上位2チームが29ポンド超えというウェイトが出ています。全31チーム中、16チームが20ポンド、24位でも18ポンド超えという恐ろしいほどのハイウェイト合戦となっています。エリート戦ではどんなウェイトが飛び出すか、楽しみです。
そして、翌週はRayovacシリーズにボーターとして参戦します。当初、1回キリのつもりで、ボートを借りてのボーター参戦でしたが、ついつい欲が出て、3度目の正直、今度こそ賞金圏でフィニッシュしたいともくろんでいます。
デルタはバスフィッシングの奥深さ、面白さを教えてくれた、ボクにとっては非常に重要な釣り場です。そのデルタで、自分のスタイルを貫いて、デルタのロコたちと張り合ってきたいと思います。

苦々しい結果


 RAYOVAC FLWシリーズのカリフォルニアデルタ戦が終了しました。勝つためのウェイトは毎日20ポンド以上釣ることだと確信ができたのですが、そのためのパターンがなかなか見極められず、結果として得意なフロッグなら可能性はあるし、悔いが残らないので勝負に出ました。ロッド3本にフロッグを結んで、ほぼ9割はフロッグを投げました。
 遅いフライトだったので、釣りする時間がけっこうあったので、片道45分の比較的遠いエリアに賭けました。1匹目から4ポンド、2匹目には6ポンドクラスが釣れ、かなり興奮しましたが、その後もバイトは単発で、さらにタイドが下がっていくにつれ、どんどんサイズは落ちてしまい、13ポンド6オンスで終わってしまいました。ミスはほとんどなかったので、あと1本のビッグバイトがくれば目標の20ポンドも難しくない試合運びができたような感じです。テッケルで5本持って帰れたのが何よりもうれしかったです。
 ただ、帰着直前にエンジンの調子が悪くなり、ウェイイン後もいろいろ調べたのですが、原因も分からず修理もできず、残念ですが2日目の試合を断念することになりました。コアングラーの欠場も出たので、ボクのコアングラーにも迷惑は掛けずに済みました。もし、コアングラーの欠場がなければ、エレキオンリーでスタート地点周辺で釣りすることになったでしょう。トーナメントはネバーギブアップですが、ボートを借りての参戦だっただけに、これが最善の決断だったと信じています。

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ただいまデルタで苦戦中


 しばらく、まともに更新できていませんでしたが、ただいまカリフォルニアデルタに来ております。15-17日に開催されるRayovac FLWシリーズにボーターとして参戦する予定でプラクティスをしています。
 昨年とはほぼ同じ時期の開催なんですが、状況はまるで違う感じで、昨年のパターンがあまり役に立っていません。雨不足で水は澄んでいて、水草の生育も去年とは比べものにならないぐらい早く、大半のバスはすでにスポーニングを終えて、ポストスポーンの状態です。
 そうなれば、フロッグの出番かと思うのですが、砂嵐が起こるぐらいの強風で、かなり釣りづらく、気温もそれほど高くなく、かなり苦戦しています。それでも何とか、今年の初フロッグフィッシュを手にできて、すっかりフロッグモードになっています。
 予報では明日から暖かくなるみたいなので、フロッグが爆発するのを期待しているのですが、どうなることやら・・・。

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アミスタッドから帰国


 報告が遅れましたが、無事にアミスタッドから帰国しています。今回のトーナメントは久しぶりのバスマスター戦で、アミスタッドということもあり、すごく楽しみにしていたのですが、結果から言うとひどいめに遭いました。
 とにかく釣れず、4日間のプラクティスで触った魚は4匹。本戦は2日間で1匹で見事予選落ち。自身ワースト記録で終了となりました。寒いのが大嫌いなのに、まさかキャストの度に空中でラインが凍る体験を初めてしました。お昼近くになってもガイドが凍る過酷な状況でした。パートナーはマイクロガイドのダケットロッドを使っていましたが、キャストもまともにできないぐらいでした。朝イチ、30分ぐらいのロングランがあったんですが、完全防寒でなかったら、命の危険を感じるレベルでした。
 そんな今回のアミスタッドですが、楽しいこともありました。今回はイヨケンとキムケンと一緒に行動させてもらい、プラも付き合わせてもらいました。今の日本人エリート選手は、みんな同世代ですが、それ以降日本人のエリート選手はずっとご無沙汰です。そんなエリートを目指す次の世代の2人からエネルギーをもらい、ボクも少し若返ったような気がしました。
 最近のバサー誌なんか読むと、アメリカの話題なんて、政治力がどうとか、スポンサーがどうとか、ネガティブな記事ばかりで、最近の若い釣り人はアメリカ志向の人がずいぶんと減ったような気がします。
 日本のバスフィッシングの将来を間違いなく牽引していく2人だけに、イヨケンとキムケンにはぜひとも夢を実現してもらいたいと思いますし、さらに次の世代への夢を繋いでもらいたいと思います。

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行ってきます


 いつもことながら、ギリギリの準備完了で、今から行ってまいります。今頃になって国際運転免許証が見つからなくて、かなり焦りましたが、なんとか見つかりました。アミスタッドの気温差はかなりひどいみたいで、体調を崩さないように注意したいと思います。楽しい釣りを期待して、オキチョビーよりアミスタッドを選んだんですが、裏目に出たみたいで、かなりタフな状況みたいです。とにかく楽しんできます。現地でも可能な限り、ブログ&フェイスブック更新したいと思います。

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困った問題


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 いよいよ明日出発です。毎度、ギリギリまで準備ができず、することがいっぱいで頭の中がパンクしそうです。
 今回の渡米はレンタカー代を節約するため、比較的にアミスタッドに近いサンアントニオ空港まで飛びます。そこまからお迎えをお願いしています。そこで問題が一つ発生です。
 ユナイテッド航空の場合、機材が大きい場合、3辺(縦、横、高)の合計が292cm、重量が23kgを超えないロッドケースはオーバーサイズの超過料金を請求されませんが、アメリカ国内線で、飛行機が小さい場合、長さが203cmを超える荷物は預けることすらできません。
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 つまり、持って行けるロッドはワンピースなら6.6ftがギリギリのマックスで、それ以上のロッドはグリップが外れるか、テレスコピックモデルでないと持って行けません。それでも、ケースが大きいと預かってくれないので、加工が必要です。
 テレスコのフリッピングロッドは何本も持っているんですが、7ft前後のグリップが外れるロッドって、選択肢がほとんどありません。最近は、どこのメーカーもほとんど作っていません。飛行機で海外に釣りに行く人って少数派なのかもしれませんが、困った問題です。

2014年初トーナメントは


 2014年が始まりました。ブログやフェイスブックを見ると、すでにたくさんの人が初釣りに行っていますが、寒いのが苦手のヘタレなボクは、完全にオフモードです。この調子だと初釣りは今月末から行くアメリカになりそうです。
 2014年初のトーナメントは久しぶりにバスマスターオープンのレイク・アミスタッドにスポット参戦です。といってもボーターではなく、ノンボーターで出場です。アミスタッドは2007年9月以来の2回目の挑戦です。2013年と2012年はオキチョビーのFLWツアーに参戦しましたが、たまには違うフィールドを体験したくなりました。バスマスターオープンは多くのエリートプロも参戦しているので、今から誰とペアになるか楽しみです。意外にイヨケンやキムケンと当たるかもしれませんが・・・。

エバースタート・クリアレイク戦


 エバースタート・クリアレイク戦は終了しました。試合中はやることが多すぎて、睡眠時間があまりなく、とてもブログを更新する余裕はありませんでした。結果から言うと、上出来で、18位で賞金ももらうことができました。
 初日はフライトが早かったので、プラでエドモンで釣れたロックバンクに直行し、一番乗りに入ることができ、すぐに同じ場所、同じコース、同じルアーで4ポンドをキャッチすることができました。ただ、次々とボートが入ってくるので、バンクに沿って流すことができず、岬を死守してワームで粘って、さらに4ポンドと2ポンドキーパーを追加することができ、ここで揃うかもと深追いしすぎて3本のままで12時になってしまいました。
 さすがにこれではマズイと思い、唯一見つけたバイブレーション場に行ったのですが、ぜんぜん反応がなく、なんとなく岸際の水深30cmぐらいのシャローのマットをフリップしてみたら、4ポンドクラスを2匹追加することができました。
 その後、風が吹き始めたタイミングでLV500でかなりいいサイズがヒットしたのですが、フックオフでバラしてしまいました。結果的に2ポンドのキーパーは最後まで入れ替えできず、20ポンド超えのチャンスは充分あったのですが、17ポンド13オンスのウェイインとなりました。

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 2日目はフライトが遅かったので、初日入ったポイントはスタート地点から一番遠いので捨て、トライトンボート・オーナーズトーナメントでいいサイズが釣れた場所に入りました。クランクは不発で、ライトリグで粘りに粘って5ポンドクラスを5本揃えて、25ポンド1オンスをウェインすることができました。途中、フリップやバイブレーションもやりに行って、キーパーを2本釣って揃えたのですが、最終的には朝のポイントに戻って、丁寧に辛抱の釣りをして、この2本を時間ギリギリに入れ替えることができました。

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 25ポンドなんてもちろん、生涯最大のウェイトですし、かなり興奮しました。欲を言えば、初日のバラシがなければ、トップ10カットも狙えたのかもしれませんが、ポジティブに考えれば、初日が18ポンドだったから、落ち着いて戦略を変えることができたと思います。とにかく、
いい経験をすることができました。

クリアレイク生活3日目


 今日はまじめにプラをしようと思ったのですが、エレキのヒモが切れたり、バッテリーが1個死んだりで、なかなか思うようにプラができませんでした。それでも、クランクで1匹いいサイズが釣れました。これがヒントになるか、追いかけすぎて失敗するか・・・。残り2日で、せめて迷いは消したいところです。今は5本揃えるのがかなり厳しい状態です。

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