日別アーカイブ: 2009年3月19日

ストレートフックの基礎知識 その5


Imgp9013  スネリングはフッキング率をさらに高める方法で、アメリカのトーナメンターの間では、かなり浸透しています。ボクもパンチング等では、ほぼ100%スネリングをしています。スネリングをすると、フッキング率が上がるというだけでなく、バスの口の奥で掛かるようになり、バラシも減ります。
 スネリングは慣れないうちは少々面倒ですが、慣れると時間もそれほど掛かりません。コツとして、最後にメインラインだけを持って締め込むのが大事で、端糸を持って引っ張ってはいけません。また、締め込んだ後に瞬間接着剤を落とすのもいいでしょう。
Imgp8983  BMFフックはラインアイがハンダ付けされていて、隙間がないのでラインが隙間に咬んでしまう心配がありません。隙間にラインがかむと、そこから弱ってラインブレイクの心配があるので、自分でハンダ止めするか、チューブをかぶせるといいでしょう。
 スネリングの場合、シンカーはペグ止めにするのが理想です。シンカーストッパーを使う場合は、シンカーの先端だけではなく、後方にも止めた方がいいでしょう。つまり、水中ではシンカーがワームの頭部を押さえないようにシンカーを止めた方が、ワームの自由度が増し、上下にリフトフォールさせるだけでワームが大きくうちわ効果で水を動かします。また、ピックアップ時のカバーの抜けもいいです。
Imgp9015  バイトがあると、たいていの場合はシンカーも丸ごと口の中なので、フッキング時に瞬時にシンカーがラインアイを押さえて、フックポイントが起き上がります。結果、口の奥深くでフックが貫通します。特にパンチング等で比較的近い位置から真上方向にフッキングを入れると、バスはシンカーのせいで大きく口を開けてしまうので、すっぽ抜けしやすくなるのですが、ストレートフック&スネリングの場合は上あごにガッチリ掛かります。まだ、スネリングをしたことがない人は、絶対に一度試してください。