いよいよスキニーディッパーが本気で大流行してきました。前回、FLWイースタンシリーズで
スキニーディッパーが大注目されていることを紹介しました。それまで使ったこともなかった選手、存在すらしなかった選手も、さすがに気になって購入したようで、3週間後のストレーンシリーズでは、上位陣のほぼすべてがスキニーディッパーで釣ったという結果となりました。
優勝のケビン・ロングはスキニーディッパー(カラーはフーディニ)にスクリュードアップバレットのノーシンカースタイル(フックはEWGの6/O)による表層スイミングで、フッキングミスしたバスをフルークでフォローを入れるという戦略だったそうです。ケビンはギア比が7.1のハイスピードリールとロングキャストが可能な50ポンドラインのスパイダーワイヤーがカギだったと語っています。
2位はオキチョビーでガイドをしているマーク・シェパードで、ホニートードとスキニーディッパーのコンビネーションで釣ったとコメントしています。マーク・シェパードの場合はスキニーディッパー(カラーはフーディニ)に極小のバレットシンカーをストッパーで止めたテキサスリグスタイルだったようです。水面が穏やかな場合はホニートードを使い、やや波気があった場合はサブサーフェスをホニートードよりもスロー気味にアプローチしたと語っています。
3位のジョセフ・クリーマーはスキニーディッパーパターンではなく、サイトフィッシングだったそうですが、4位のブライアン・ホーナーロー、5位のJTパロモアはスキニーディッパーだったそうです。FLWのサイトにはJTパロモアのボートデッキの様子を載せていますが、ものすごい量のスキニーディッパー(ジュンバグ)を消費しているのが分かります。それだけバイトが多かったということでしょう。
当初、3位でその後、ペナルティー?で10位に降格したランドール・サープもまたスキニーディッパー(カラーはジュンバグ)だったようですが、ランドール・サープの場合はスクリュードアップバレットにウェイテッドフックを使ったようで、同じスキニーディッパーでもリグがそれぞれ違っているのが興味深いところです。