いよいよスキニーディッパーが本気で大流行してきました。前回、FLWイースタンシリーズでスキニーディッパーが大注目されていることを紹介しました。それまで使ったこともなかった選手、存在すらしなかった選手も、さすがに気になって購入したようで、3週間後のストレーンシリーズでは、上位陣のほぼすべてがスキニーディッパーで釣ったという結果となりました。
優勝のケビン・ロングはスキニーディッパー(カラーはフーディニ)にスクリュードアップバレットのノーシンカースタイル(フックはEWGの6/O)による表層スイミングで、フッキングミスしたバスをフルークでフォローを入れるという戦略だったそうです。ケビンはギア比が7.1のハイスピードリールとロングキャストが可能な50ポンドラインのスパイダーワイヤーがカギだったと語っています。
2位はオキチョビーでガイドをしているマーク・シェパードで、ホニートードとスキニーディッパーのコンビネーションで釣ったとコメントしています。マーク・シェパードの場合はスキニーディッパー(カラーはフーディニ)に極小のバレットシンカーをストッパーで止めたテキサスリグスタイルだったようです。水面が穏やかな場合はホニートードを使い、やや波気があった場合はサブサーフェスをホニートードよりもスロー気味にアプローチしたと語っています。
日本国内での供給不足は起きるでしょうね。すでにアメリカでは品薄状態になっています。でも、そのうちスイートビーバー同様にコピーがたくさん出回って落ち着くんじゃないでしょうか? 意外かもしれませんが、アメリカにはノーシンカーで使えるシャッドテールワームってこれ以外にないんですよね。
ROM専でしたが、大好きなディッパーの話題なのでコメントさせてください。昨年、琵琶湖で使い始めファンになりました。WEEDパッチ際で、引き波が出ない程度の水面下をブルブルと引いてくる使用法です。速度域へのキャパが広い点、太すぎずウィードレス性能とフッキングを熟考したワームデザインなどにうなってしまいました。でも、人気が出すぎると日本国内での供給不足が心配です。