ストレートフックの基礎知識 その4


Imgp8986  前回、ストレートフック使用時のワームのズレ防止対策を2つ紹介しました。コークスクリューキーパーを使う方法はなかなか便利ですが、一つ欠点があります。コイルが邪魔で、スネリング(外掛け本結び)ができないのです(スネリングしてからコークスクリューキーパーを装着すればOKですが・・・)。
 スネリングができて、ワームのズレを防止するには以前にも紹介しましたが、リバーブ方式が最強です。熱収縮チューブで簡単に装着でき、ホールド力はコークスクリューキーパー並です。普通にホームセンターで手に入る熱収縮チューブは使っているうちに緩むことがあるので、瞬間接着剤で止める方がいいです。
 最強ストレートフックのBMFフック用に市販されているBMFバーブは防水用の熱収縮チューブで、チューブの内側に接着剤が塗られていて、ライターであぶると中の接着剤が溶けて、冷えると再び硬化するのでしっかり止まります。チューブ自体も肉厚なので、ホールド力は高いです。BMFバーブは少々高いので、ボクは半分にカットして使っています。これで数が2倍になって経済的です。
Imgp8992   リバーブの取り付け位置ですが、外向き派と内向き派がいます。ボクは基本は外向きで、ワームの外から押さえるようにセットします。これができるのがテーパー状のリバーブの利点で、シリコンストッパー等ではフックポイント側からワームを刺して、ストッパーを抜こうとすると、ワーム自体が裂けてしまいます。ただし、外向きにリバーブをセットする場合は、リバーブとワームの間に隙間があるとトロロ状のモスが絡んでしまいますので、リバーブの角度を冷えて固まる前に指で調整してください。写真の上はちょうどよい角度ですが、下はリバーブが開きすぎです。
 リバーブを内向きにしてもホールド力はありますが、この場合はリバーブが完全にワームの内部で収まらないといけません。リバーブの先端がワームから突き出てしまうとやはりモスが絡むので、スイートビーバーのような扁平のワームには内向きは向きません。
Imgp8990  ブッシュ等の硬いヘビーカバーの場合は、両向きにダブルリバーブにすることもあります。また、ワームとリバーブを一体化させるために、瞬間接着剤(アロンアルファ速攻多用途EXTRA)で止めることもあります。

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