小さな侵入者の脅威 その2


Image  先日、アメリカから”小さな侵入者の脅威 その1”というタイトルのブログを紹介しました。その後、なかなか時間がなくて、詳しく報告できずにいたのですが、今日からしばらくの間、ボチボチ紹介したいと思います。
 実はこの問題は1年前にさかのぼります。2007年1月末に開幕したFLWシリーズ初戦、レイク・ハバス戦を前にFLWはホームページ上で出場者、そして、すべてのアングラーに対して、"Anglers urged to help stop spread of quagga mussels"というメッセージを送ったのでした。簡単に要約すると、「レイク・ハバスで確認された外来種のクアッガ貝の生息域拡大を食い止めるために、レイク・ハバスにボートを浮かべたアングラーは、ライブウェル等を完全に乾燥させ、ボートやトレーラーを洗浄・消毒し、最低でも5日間以上は他の釣り場にボートを浮かべないようにしましょう」というものです。ボクはこの試合に出場しませんでしたが、そのときこれを読んだのを覚えています。そして、それが後にどれほどの深刻な事態を及ぼすかなんて予想もしませんでした。
 残念ながらクアッガ貝はビッグバスの宝庫、レイク・カシータスで発見され、今月カシータスのボートスロープは完全に閉鎖され、ボートの乗り入れが完全に禁止となってしまったというわけです。このクアッガ貝の拡大がバスボートを介してのものなのかどうかは分かりませんが、カリフォルニア州は今かなり深刻にこの事態を受け止めています。

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