日別アーカイブ: 2008年3月20日

UNDER CONSTRUCTION


 デルタの近く、マンテカ(Manteca)に今秋オープン予定のバスプロショップの建設が進んでいました。かなり大きな規模のようで、オープンが待ち遠しいです。今秋レイク・シャスタ戦でカリフォルニアに行く頃にはオープンしているでしょうか? マンテカには有名なデルタ・ベイト&タックルがありますが、バスプロショップがオープンすると、デルタ・ベイト&タックルはピンチでしょうね。

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デルタ戦3日目詳細


 この日のパートナーはマイク・オーシェでした。マイクといえば、クラシック出場経験もあり、B.A.S.S.ツアーにも参戦していたことがありますが、エリートシリーズ参戦を諦め、ウェスタンの試合に帰ってきました。マイクとはずいぶん昔から顔なじみではありましたが、実際一緒に釣りをするのは初めてでした。
 マイクもまた、この試合の直前に届いたばかりというレンジャーZ520でした。さすがに元ツアープロだけあって、ボート操船はさすがにうまく、この日はかなりの風でしたが、かなり快適でした。隣で乗った感想ですが、Z520はZ20よりも格段によくなっています。スピードも明らかに速いです。
Image  マイクの戦略は丸1日同じアシのストレッチ(約200m)を行ったり来たり(アメリカではバック&フォースって表現します)で、ジグとセンコーのフリッピングで打ちまくる方法です。マイクの戦略はずばりビッグバス狙いです。昨年の同大会では、3日間の最大バスである12ポンド3オンスのモンスター(写真)をキャッチしており、同じく昨年のストレーン・デルタ戦では11ポンド4オンスのビッグバスをキャッチしています。ポイントはすべて同じエリアで今回のプラでも10ポンドを釣っているらしく、今回も毎日ここで釣っているそうです。バイトは1日5、6回程度らしいのですが、来たらデカイということでした。ただ、初日は5匹で15ポンド5オンス、2日目は2匹で8ポンド7オンスと、いいところがありませんでした。
 この日は朝から強風(その後冷たい雨)で、マイクのポイントはまさにウィンディサイドで、波が当たり、濁りも増して「こんなシャローで釣れんの?」という感じでした。ところが朝イチの1匹目にいきなり9.5ポンドのビッグバスをキャッチしました。ボクもやる気が出て、ジグやらビーバーを撃ちまくるのですが、エレキ全開で水深60cmの底をかき混ぜながらボートをアシ中に突っ込んでいき、マイクは前方に向かってジグを打つのですが、ボクの目の前には高いアシが風で左右に揺られて、これまたかなり釣りづらい展開でした。それでも信じて丁寧に打ち続け、2ポンド弱のキーパーを1匹キャッチでき、その後タイドがどんどん下がって、2人ともまったくバイトが得られなくなったので、少し風の緩い場所に移動して、沖側からアシ際に向かって打つ釣りやすい展開になり、残り1時間で奇跡の7ポンドオーバーをキャッチすることができました。その後もビッグバス狙いでフリップを続けましたが、マイクもリミットメイクはできず、ボクも2匹で終了となりました。
 最終結果は初日4ポンド15オンス(2匹)、2日目11ポンド6オンス(5匹)、3日目8ポンド14オンス(2匹)の合計25ポンド3オンスで81位でした。順位だけ見ると、かなり悪いですが、今後につながるいい勉強になりました。

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