日別アーカイブ: 2008年3月8日

小さな侵入者の脅威 その1


 実はこの問題をいつブログで紹介しようかと、ずっと考えていたのですが、真剣に書こうと思うと、けっこう時間が掛かりそうなので、ついつい後回しにしていたのですが、事態はより深刻になってきました。
 3月4日、ビッグバスの宝庫でスイムベイトの本場としても知られるカリフォルニア州レイク・カシータスは外部からのボートの持ち込みが全面禁止となってしまいました。この措置は無期限で、いつ湖が再びオープンするのかは分かりません。今後、この措置は南カリフォルニアの全域の湖に拡大するようで、年内にはカリフォルニア全域のダム湖(クリアレイクとデルタは除く)でも外部からのボートの持ち込みが禁止となるかもしれません。
 そうなると、カリフォルニア州のバスフィッシング業界に及ぼす影響ははかりしれません。フィッシングガイドは仕事を失いますし、ボートは売れなくなってしまいます。当然ボートを手放す人も増えるでしょうし、スイムベイトメーカーをはじめとする多くのタックルメーカー、ショップは売り上げがガタ落ちとなってしまい、廃業するところも出てくるでしょう。もちろん、トーナメントもできません。ウェスタンのバスフィッシングの危機です。そして、場合によってはアメリカのトーナメントの存続にも関わる本当に危機的な事態です。

デルタのタイド


 これがデルタのタイドです。ちょうどロータイドから満ちてきているところで、水位の高い方から浅い池の方へすごい勢いで流れています。いかにも釣れそうなんですが、釣れませんでした。今日はプラクティス1日目でしたが、3ポンドクラスを1匹、センコーで釣っただけです。思ってたのと全然違って、釣れません。難しいです。

Imgp4656

これがデルタ


 ボクの大好きなデルタは、サクラメントリバー、サンホアキンリバー等のいくつかの川が合流してできた広大な文字通り三角州地帯です。無数の水路群からなり、GPSなしではロコアングラー以外は迷ってしまうほどです。海につながっているので、シーライオン(アシカ? アザラシ?)なんかもよく見かけます。タイド(潮の干満)があるので、ロータイド時は入れないところやハイタイド時はくぐれない橋なんかもあります。ディー・トーマスやデイブ・グリービーによってフリッピングテクニックが確立された場所でもあり、ビッグバスは今も年々増えている釣り場です。難しいですが、魅力いっぱいの面白い釣り場です。ボクはここでフロッグ、フリッピング、マットフリッピング、シャロークランキング、バズベイト等を学びました。

Imgp4645

Imgp4644

1人目の10万ドルウィナー


Fantasy  FLWツアー、レイク・トホ戦が終了したことで、ハルク・ホーガンが広告塔となって話題のファンタシー・フィッシングの記念すべき一人目のウィナーが発表されました。10万ドルを手にしたラッキーな当選者はミネソタ州ミネアポリスのクリストファー・トーリングで、彼がピックアップしたのは下記の10人でトータル5212ポイントでした。
1. Jay Yelas – 148
2. Carl Svebek III – 1,449
3. Ray Scheide – 89
4. Chris Baumgardner – 130
5. Tony Couch – 74
6. Tony Defilippo – 177
7. Pat Fisher – 1,444
8. Jack Gadlage – 119
9. Keith Combs – 141
10. Randy Hadden – 1,441
 賞金は2位でも5000ドル、3位で2500ドル、4~6位で1500ドル、7~11位で1000ドル、・・・37~60位で200ドル、104位まで100ドル、585位まで10ドルのBPのガソリンカードが用意されていたのですが、ボクの順位は残念ながら圏外でした。ボクはフカシンとブレット・ハイトのトップ10入りを的中させたのですが、それでも獲得ポイントは2363ポイントでした。ちなみに585位は3113ポイントでした。まだまだチャンスは6回あるので、なんとかして10万ドルを当てたいですね。
http://flw.flwoutdoors.com/article.cfm?id=148065
http://www.fantasyfishing.com/