小さな侵入者の脅威 その1


 実はこの問題をいつブログで紹介しようかと、ずっと考えていたのですが、真剣に書こうと思うと、けっこう時間が掛かりそうなので、ついつい後回しにしていたのですが、事態はより深刻になってきました。
 3月4日、ビッグバスの宝庫でスイムベイトの本場としても知られるカリフォルニア州レイク・カシータスは外部からのボートの持ち込みが全面禁止となってしまいました。この措置は無期限で、いつ湖が再びオープンするのかは分かりません。今後、この措置は南カリフォルニアの全域の湖に拡大するようで、年内にはカリフォルニア全域のダム湖(クリアレイクとデルタは除く)でも外部からのボートの持ち込みが禁止となるかもしれません。
 そうなると、カリフォルニア州のバスフィッシング業界に及ぼす影響ははかりしれません。フィッシングガイドは仕事を失いますし、ボートは売れなくなってしまいます。当然ボートを手放す人も増えるでしょうし、スイムベイトメーカーをはじめとする多くのタックルメーカー、ショップは売り上げがガタ落ちとなってしまい、廃業するところも出てくるでしょう。もちろん、トーナメントもできません。ウェスタンのバスフィッシングの危機です。そして、場合によってはアメリカのトーナメントの存続にも関わる本当に危機的な事態です。

小さな侵入者の脅威 その1」への3件のフィードバック

  1. GRANBASS

    Nishine様 お久しぶりです。ただいまデルタでプラクティス中です。ビーツァM3持って来てますが、まだキャッチできていません。察しの通り、ゼブラ・マッスルです。かなり深刻な問題です。ゼブラマッスルに関していろいろ勉強していたところだったのですが、カリフォルニア州の対応の方が早かったですね。それにしても、バスアングラーに対しても、業界関係者に対しても聞く耳持たず、待ったなしの緊急事態です。こっちに来ている南カリフォルニアのプロたちは、かなりショックなようです。
    ふるかわ様 ボートの持ち込みが禁止になったわけで、湖自体がクローズになったわけではありません。レンタルボートで自分で釣りするなら、可能と言うことですよ。ただし、レンタルボートの予約が難しくなるかもしれません。
     

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  2. ふるかわ

    ご無沙汰しています。以前ツアーガイドをお願いした古川です(妻の実家が庭師代台のご近所です)いつもブログを拝見させていただいています。ジャスティンの優勝に喜んだかと思えば、レイクカシータスがボート持ち込み禁止ですか、残念です。今年の6月にもアメリカに釣りにいけたらとおもっていたのに。

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  3. Nishine

    前田さん
    ご無沙汰してます。
    いつもブログを楽しみに拝見させて頂いています!
    もしかしてゼブラマッスルですか?
    規制がかなり厳しくなったというのは聞いていたのですが、ボート持込が禁止になったというのは知りませんでした。
    ちょっとシャレにならないですよね・・・・。
    続報お待ちしております。

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