日別アーカイブ: 2008年3月10日

デルタキング


 今日のプラクティスのパートナーはデルタ・キングことロバート・リーです。ロバートは97年、99年、2001年のバスマスターインビテーショナル、2003年のバスマスターツアー戦とデルタで開催されたB.A.S.S.の試合に4試合連続で優勝したことがあります。全米でもこんな記録を持っている選手は彼しかいません。もちろん、今回の試合もロバートは優勝候補の1人です。そのロバートと初めてデルタで一緒に釣りができたのですが、本当にいろいろ解説してくれながら釣りをしてくれて、タイド別のバスのポジションやポイント選択のカギなど、すごく勉強になりました。ロバートはフリッパーで、ジグ&ビーバーとブンブンチューブを使い分けながら釣るのですが、かなり早いテンポで進むのですが、1投1投は無駄がなく、アシ際にタイトに完璧にしかも無音でポトリと落とします。見よう見まねでやってみるのですが、彼のテンポについて行こうとすると、どうして正確に無音で落とすことができず、改めてロバートのすごさを実感しました。ちなみにプラクティス3日目のボクはキャッチできたバスは2匹だけで、本当に釣れていません。タフというか、どうやった釣れるのか、さっぱり分からなくなってきました。

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ジョン・クルーズのこだわり


Imgp4647  以前、紹介したスプロのリトルジョンが売っていたので、買ってみました。もちろん、赤色です。実際に手にすると、想像していたよりも小さくてちょっと意外でした。エバーグリーンのコンバットクランクのFSRよりもボディーサイズが1cm近く小さいです(リップはリトルジョンの方が大きいですが・・・)。なかなか手が凝っているというか、ジョン・クルーズのこだわりが感じられる仕上がりになっています。まず、重心移動のウェイトはソフト樹脂タングステンを採用しているのか、当たりがソフトでほとんど音が無音です。限りなくノンラトルというか、非常に低いトゥントゥンという感じの音がわずかに聞こえる程度です。また、ラインアイの部分だけはブラス製になっています。やはりエリートプロの中にはブラスアイ信者がいるんですね。
 実際にプールで泳がしてみましたが、さすがに重心移動のおかげで小さくてもキャストしやすいですが、その分、やはり浮力はかなり抑えられていてスローフローティングになっています。アクションは基盤リップのおかげもあって、明確な引き心地よいロール系のアクションでした。

デルタのタイド その2


 ロータイドになると、奥まで行けた小さなコーブが完全に引いてアシ際が陸の上です。こうなると、バスは沖側に避難して、バイトが遠のいてしまいます。試合本番は朝イチがハイタイドで、どんどん下がる潮回りです。朝イチにリミットを揃えておかないと、かなり焦る展開になりそうです。

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フロリダからカリフォルニアへ


 先週フロリダでFLWツアーで優勝したばかりのブレット・ハイトが無事にデルタに到着していました。新しいコパトーンのラッピングボートがまぶしかったです。ブレットは決勝まで残ったので、3月3日まではフロリダにいたはずなので、デルタ戦の公式プラクティスが始まる3月7日までほとんど時間がなかったことになります。

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