月別アーカイブ: 2008年5月

やれやれ


 ストレーン・シリーズデルタ戦は2日目が終了しました。また、改めて詳しく書きたいと思いますが、とにかくフラストレーションのたまる1日でした。4匹連続で4ポンドクラスのナイスキーパーをバラした時は完全に自己崩壊しましたが、なんとか踏みとどまって、トップ10カットが狙える位置まで挽回できました。明日はフライトが早く、釣りをする時間が少ないので、なるべく早い時間にリミットメイクをしたいところです。

出遅れた!


 トーナメント初日が終了しました。完全に出遅れてしまいました。今日のパートナーはけっこう前で釣りました。4ポンドクラスを入れ替えするのを、ただただ羨ましく指をくわえて見てました。リズムが合わないというか、かみ合わないというか、どうもボクには釣れませんでした。最後の最後まで1ポンド台のキーパー2匹が入れ替えできませんでした。まだまだ1匹のビッグフィッシュで挽回できるので、諦めずに頑張ります。

デルタ戦プラクティス終了


 3日目のプラクティスが終了し、明日のパートナーが決まりました。ロコのおじさんです。明日は最終フライトなので、たっぷり時間がありますが、2日目、3日目と釣りをする時間が短くなるので、明日しっかりウェイトアップしておかないといけません。毎日風が吹いて釣りづらいですが、日に日に暖かくなっているので、3日目あたりフロッグが面白そうです。今日は1匹しか釣れませんでした。疲れているのか、集中力が少し欠けている気がします。早く寝て、明日はしっかり頑張ります。

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デルタ戦プラクティス2日目


Imgp5170  今日、デルタでの自身の記録更新となる10ポンドのバスを釣ってしまいました。釣ったというよりも釣れたという感じでしたが・・・。こんなのが試合本番で釣れると嬉しいのですが、運を使い果たしたかもしれません。ちなみに釣れたのはエアークラッシュのネコリグによるアシ打ちのピッチングでした。カラーはグリパンでした。後にも先にもエアークラッシュで釣れたのはこの1匹なので、本番でどうしようか悩んでしまいます。

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悲しい事故


Clement  昨日、ストレーンシリーズ・デルタ戦に出場予定だったカイル・クレメント(写真)が父親のパトリック・クレメントを乗せてバスボート走行中、大波に突っ込んで振り落とされ、現在も行方不明となったままです。パトリック・クレメントは無事なようです。
 カイル・クレメントはまだ22、23歳らしく、先月のストレーンシリーズ・クリアレイク戦でプロデビューしたばかりでした。カイルはボーターの父親と一緒にコアングラーとして数多くの試合に出場し、過去にはストレーンシリーズ・クリアレイク戦で2度の優勝経験があるアングラーでした。昨日は日曜日ということもあり、プレジャーボートも多く走行し、風も強かったので危険な状態でした。カイルはライフジャケットを着用していなかったようで、着用していれば助かったかもしれないだけに、悔やまされる悲しい事故です。B.A.S.S.では公式プラクティス中でもルールとしてライフジャケットの着用が義務つけられていますが、FLWでは公式プラクティス中での着用の義務がありません。これを機会にルール改正されることを願うばかりです。
 それにしてもデルタは危ないところです。ボクがトーナメントで来るたびに事故が起こっています。前回の3月のFLWウェスタシリーズ戦では、大ベテランのゲーリー・ドビンズまでがボートから振り落とされて入院しましたし、以前にはバスボート同士の衝突事故もありました。前回のミード戦でも毎日ボートトラブルが起こっていましたし、バスフィッシングって本当に危ない遊びです。

デルタのプラクティス初日


今日は午前にモーテルにチェックインをし、荷物を整理して午後からプラクティスに出かけました。ミードで小さいバスばかり見てきたせいか、釣れるバスがみんな大きく見えてしまいます。ボクはヴィクセンで2匹キャッチし、かなりデカイサイズのバイトも一回ありました。その他、ブザービーターで2匹、チャターベイトで2匹、スキニーディッパーで2匹でした。

 一緒にプラクティスをしているジャスティン・カーはスイムベイトで浮き桟橋の下にサスペンドしているポストスポーンバス狙いで1匹デカイのをキャッチしたほか、かなりの数のバイトをとっていました。さすがです。

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今シーズン最大のヒットの予感


 昨日、ESPN2でエリートシリーズ、クラークス・ヒル戦が放送されたのを見たのですが、優勝したケニヨン・ヒルがセビルのマジック・スイマーでデカイのを次々とキャッチする模様が放送されていました。ケニヨン・ヒル以外にも6位入賞したティム・ホートンもマジック・スイマーを使っているのがバッチリ映っています。しかも、スタジオではマーク・ゾナがヒットルアーの解説までしていました。
 実はマジック・スイマーはトッド・フェアクロスがアミスタッド戦で優勝した際にも投げていたそうで、残念ながらキャッチはなかったようですが、ウェイクベイトとして使い、チェイスしてきたバスをセンコーで釣ったともコメントしていました。そんなわけで、エリートプロの間で秘かに話題となっているようで、クラークス・ヒル戦では多くの選手がマジック・スイマーをキャストしていたそうです。
Imgp5152  今回の放送で、一般にも広く話題となっており、ボクのタックルボックスにケニヨン・ヒルが使っていたのと同サイズ、同カラーがあるのを見つけて、多くの友人たちが「どんなルアーだ」「見せてくれ」「貸してくれ」という始末です。ミーハーなボクはさっそくデルタのプラで使ってみましたが、高速リトリーブのウェイキングがいい感じでした。これは今季最大のヒット商品になるかもしれません。アメリカでは品薄状態になるのは必至で、日本でも入荷しづらくなるかもしれません。興味のある人は早いうちに手に入れておいた方がいいかもしれませんよ。

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花粉症で鼻がヒリヒリ


 昨日はデルタ近くのモデストという町の友人の家に預けてあるデルタ用のタックルをピックアップしに行き、そのまま一泊させてもらいました。カリフォルニアに着いてからは、ひどい花粉症に悩まされています。この時期にデルタに来ると、いつものことなんですが、今年は特にきついのか、目はかゆいし、鼻水はタラタラ、くしゃみが止まらないし、釣りどころではない状態です。原因は何の花粉なのか分かりませんが、日本でもこんな思いはしたことがありません。おそらく、アメリカだけのものなんだと思います。薬をもらって飲んだんですが、今のところあまり効いていません。

キングの風格


 今回のFLWウェスタンシリーズ、レイク・ミード戦にはエリート・プロのジョン・マーレイが来ていました。ジョンに会うのは2年前のICASTショー以来です。実は滞在しているモーテルも一緒でした。向こうから声を掛けられても、最初はまさかジョンだとは思わず、「ここでいったい何してるの?」というのが第一声でした。というのもジョンは前の週までエリートシリーズ、クラークヒル戦(ジョージア州)に出場していて、翌週にはエリートシリーズ、レイク・マーレイ戦(サウス・キャロライナ州)があるからです。
 ジョンはこのミード戦に出場するために、クラークヒル戦終了後、ボートをレイク・マーレイに運び、そこから飛行機でここまでやってきて、ボートをレンタルしていたのです。トーナメント終了後は再び飛行機でサウス・キャロライナにトンボ帰りするという強行スケジュールです。それでもプラクティスは2日しかできません。過去にUSオープンを2度制したジョン・マーレイといえども、ミードでは3年ほど釣りをしていないというのですが、ジョンはキッチリ毎日5匹を釣ってきて、見事14位でフィニッシュしていました。さすがはジョン・マーレイ、かつてのウェスタンのキングの風格というか、オーラすら漂う貫禄でした。

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最終11位でした


 FLWウェスタンシリーズ、ミード戦は無事に終了しました。最終は11位でした。最終日は最後までリミットメイクができず、結局4匹で帰着となりました。トータルウェイトで1オンス差でトップ10入りを逃し、トロフィーをもらい損ねました。11位って、これで3度目です。なんとも、微妙な後味の悪い順位です。あと、1匹釣れていれば、どんなに小さくても5位入りはできたはずなので、その賞金で今回の旅行費用をペイバックできたはずなんですが・・・。初日も2日目も何匹も入れ替えしたのに、釣れないときは1匹の壁が高く厚いです。このオモツラサがトーナメントの止められないところですが・・・。このままでは、初戦に続いて、またしても赤字になりそうです。次のデルタ戦で、キッチリ前回のリベンジをするしかないです。詳しいことはまた改めて、報告します。今日は今から10時間のドライブでデルタを目指します。今回滞在したモーテルはネットの環境が悪く、あまり更新ができませんでしたが、次のモーテルでは、もう少しマシに更新できるはずです。