悲しい事故


Clement  昨日、ストレーンシリーズ・デルタ戦に出場予定だったカイル・クレメント(写真)が父親のパトリック・クレメントを乗せてバスボート走行中、大波に突っ込んで振り落とされ、現在も行方不明となったままです。パトリック・クレメントは無事なようです。
 カイル・クレメントはまだ22、23歳らしく、先月のストレーンシリーズ・クリアレイク戦でプロデビューしたばかりでした。カイルはボーターの父親と一緒にコアングラーとして数多くの試合に出場し、過去にはストレーンシリーズ・クリアレイク戦で2度の優勝経験があるアングラーでした。昨日は日曜日ということもあり、プレジャーボートも多く走行し、風も強かったので危険な状態でした。カイルはライフジャケットを着用していなかったようで、着用していれば助かったかもしれないだけに、悔やまされる悲しい事故です。B.A.S.S.では公式プラクティス中でもルールとしてライフジャケットの着用が義務つけられていますが、FLWでは公式プラクティス中での着用の義務がありません。これを機会にルール改正されることを願うばかりです。
 それにしてもデルタは危ないところです。ボクがトーナメントで来るたびに事故が起こっています。前回の3月のFLWウェスタシリーズ戦では、大ベテランのゲーリー・ドビンズまでがボートから振り落とされて入院しましたし、以前にはバスボート同士の衝突事故もありました。前回のミード戦でも毎日ボートトラブルが起こっていましたし、バスフィッシングって本当に危ない遊びです。

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