ボクが2度目のレイク・ディクソンを訪れたのは、2003年のことです。この年の3月31日、レイク・ディクソンでジェド・ディッカーソンによって、21.69ポンドというジャイアントバスがミッションフィッシュによるサイトフィッシングでキャッチされたのでした。ボクはこのニュースをロドリの記事としてレポートするべく、ジェドに会いに行ったのでした。
ジェド・ディッカーソンはマイク・ロングのような有名なアングラーではありませんでしたが、レイク・ディクソンのビッグバスに魅せられて、本気でワールドレコードブレイクを夢見るロコ・アングラーでした。友人のマック・ウィークリーやマイク・ウィンとともに暇さえあれば、レイク・ディクソンに訪れていました。時には週に5日通うこともあるそうです。
最初に有名になったのはマックでした。マックは同年3月20日、19.44ポンドというジャイアントバス(写真中段:現在ワールドランク16位)をディクソンでキャッチしたのです。ヒットルアーはミッションフィッシュだったそうです。そして、その10日後、ジェドはついにジャイアントバスと遭遇します。その日はどうやってもキャッチすることができなかったのですが、翌朝、ジェドは同じポイントに向かい、ついに21.69ポンドというジャイアントバスをキャッチしたのでした。実はこのバス、釣ってすぐにジェドが計量したときは23ポンドあったそうです。ただ、フィッシュ&ゲームの役人が駆けつけて、公式なウェイトを量るまでに約3時間掛かり、その間のストレスでバスは約2ポンドほどウェイトを落としたというのです。