日別アーカイブ: 2008年4月15日

幻のワームが復活!?


Imgp4961  先日フィッシュアローからエアークラッシュ6.6が発売されました。これはエアークラッシュ製法といって、ボクが探し求めていた幻のフリップテール・リザードと同じ製法で作られています。少し違うところは気泡と一緒に塩まで入っているところです。ソルト入りのワームの方が相対的によく釣れますが、重くなるのでフローティングワームには不向きです。しかし、気泡のおかげで塩入りでもしっかり浮くようにできているのがエアークラッシュのセールスポイントというわけです。フリップテールなみにプカプカ浮くほどではありませんが、他のフローティングワームよりは明らかによく浮きます。マテリアルの硬さや張り具合も大きさもいい感じで、まさにボクにとってはフリップテール・リザードが復活したような気分です。
Imgp4965  最近はアメリカでもテールを立たせるワームが流行の兆しがあります。ギャンブラーのギッギースティックやキッカーフィッシュのホールショットなどがその例ですが、ソリッドのボディー全体が持つ浮力と水押し効果によるアクションは、ギッギースティックやホールショットとは違います。
Imgp4968  エアークラッシュ6.6は、もともとは琵琶湖でパンチング用にデザインされたようですが、オーソドックスなストレートワームなので、普通のテキサスリグから、ジグヘッド、ワッキー、ノーシンカー、そしてキャロライナリグとなんでも良さそうです。特に昔、レイクフォークでフリップテール・リザードを使って中層で浮かせて漂わせるとよく釣れたヘビキャロを久しぶりに試したいです。もう一つ試したいのがネコリグです。ネコリグはラインを張っていないとワームが倒れてしまいますが、これならテンション・フリーで止めていても、底でしっかり立っているはずです。スワンプクローラーよりもバルキーな分、サイズアップが期待できそうなので、アメリカの試合でもよさそうです。

ヴェイロン・アメリカデビュー


Katarokiriyamaimg_3911  今季初の決勝進出に成功した桐山孝太郎さんでしたが、最終日は残念ながらウェイトを伸ばすことができず、12位でのフィニッシュとなってしまいました。桐山さんは初日25ポンド3オンス、2日目20ポンド2オンスという安定したウェイトを持ち込んだのですが、最終日は11ポンド2オンスと平凡なウェイトに終わってしました。
 実は桐山さんはスイムベイトで釣っていたようで、晴天で無風となった最終日はスイムベイトの強力なパターンが通用しなくなったためだったようです。残念ながらライブウェイインを見逃したので、桐山さんの詳しいコメントを聞き逃してしまいましたが、ウェイインステージの写真を見ると、手にしているのは間違いなくジャッカルから発売予定のヴェイロンですね。日本から送ったのでは間に合わないので、ジャッカルスタッフがヴェイロンを桐山さんのために急きょアミスタッドまで直接持って行って届けたなんて噂もありますが、その甲斐があったというものですね。