アメリカで大ブームのバジングフロッグ(バジングワーム)ですが、日本ではまったく流行りませんね。最近、釣具屋さんに行くと、ZOOMのホニートードなんか200円で売ってました。中には使い方すら知らない人もいるようで、使い方は知っていても、実際にどんなアクション&サウンドを出すかまでは知らない人が多いのではないでしょうか? また、ボクが使っているのを見た人が「そんな速いスピードに食ってくるの?」と信じられない人もいます。こんな面白い釣りを知らないなんて、はっきり言って不幸ですよ。
バジングフロッグはバズグラビングのようなものですが、スプラッシュ、引き波、サウンドの大きさはグラブとは大違いです。へたなバズベイトよりもアピールしますし、独特のソフトな水音が強烈に効きます。完全ウィードレスでどこへでもキャストでき、逆風でもかっ飛びます。アメリカではホニートードの大ヒットで、各メーカーがいろいろなバジングフロッグ系ワームを出しています。テールのタイプや厚み、大きさで引き波やサウンドも変わるので、いろいろ使い分けるのも楽しいです。また使うフックの大きさやセッティング位置で同じワームでもサウンドが微妙に変化するので、ベストセッティングを探す面白さもあります。ただ、中にはYUM社のBUZZ FROGのようにテールがほとんど動かない駄作もあるので要注意です。コピーばかり作るのもいいですが、せめてテストぐらいしてから発売して欲しいですね。