月別アーカイブ: 2006年10月

Sweet Beaver + Paca Craw = ?


1612555 GRANDE BASSという、どっかで聞いたような名前の新しいメーカーがテキサスにできました。名前が似ているので少し親近感が湧きましたが、プライドのかけらもない3流メーカーでした。

1650588  そのうち、どこかが出すだろうと思っていたら、やはり出ました。スイートビーバーとパカクローの合体形です。名前をキャンニバルというそうです。ほかにも、フォーク・クリーチャーとブラッシュホッグの合体形ミュータントなんてのもあります。ラインナップは同じテキサス州のブランド、レイク・フォークタックルのコピーものが多いですね。レイク・フォークタックルもいい迷惑でしょうね。

http://www.grandebass.com/

またまた見つけました


Veeswimjig1LB’s Luresというインディーズブランドから、また新たにブレードジグが発売されました。名前をVee Swimin Jigというそうです。名前の通り、V字カットのブレードが特徴です。動きにどう影響するのかは分かりませんが、少し興味をそそられます。流行りのエイキンス風エリ巻きスカートなど、アレンジは感じられますね。ただ、ブレードがヘッドに当たりにくそうなデザインなので、イレギュラーダートは期待できないでしょうか。

http://www.lblures.net/index.html

地球上で最高?のマシーン


Sr1rfwhite 子供の頃、誰もが夢見たものが現実にありました。ハイテクマシーン、Precision Casting SR-1はラジコンボートで狙いのポイントまでルアーを届けてくれる強い味方です。ラインキャパさえ許せば、150m先までルアーを届けることが可能です。オプションのハミングバードのワイヤレス魚探を装着すれば、釣りを開始する前に前方のポイントの様子やベイト&バスの位置も確認することも可能です。これさえあれば、今まで指をくわえて眺めるしかなかったボート釣り禁止・オカッパリでのアプローチ不可能のバージンスポットへルアーを送り込むことが可能というわけです。Simply The Best Fishing Gear On Earth!  かなり大げさなキャッチコピーが笑えます。釣りキチ三平で似たようなものがありましたが、漫画ではラジコンボートでトローリングしていましたね。ホームページでは動画も楽しめます。ラジコンボートの引き波が周りに大迷惑です。釣りを開始する前にラジコン操作が楽しくて釣りをするのを忘れてしまいそうです。

http://precisioncaster.com/

ニュータイプフロッグ?


Swimbeaver  チョンパーズのホームページを見ていると、未発売の新製品を発見しました。スイム・ビーバーと呼ぶらしいです。見ての通り、アメリカの今の流行を反映したコラボデザインです。本来、ビーバーとはパドル(ビーバー)テール系のワームに対して呼ぶはずだったのに、スイートビーバーの大ブレイクで、スイートビーバーを連想させるシェイプまでがビーバーと呼ばれるようになっています。さて、このスイム・ビーバー、なかなか興味深い形ですが、逆向きのホッグの抵抗で回転しないか、少し心配です。

http://www.chompers.com/proddetail.asp?prod=SB

なんて贅沢な


Supersinker_1  チョンパーズのスーパーシンカーは、センコーを何本も貼って繋いだなんとも贅沢な、まさにセンコー人形です。カテゴリー的にはリザードなんでしょうか? 子供の工作のような冗談としか思えないデザインですが、これがなかなかバカにできません。ノーシンカーでしっかり水平フォールし、すべての手足がプルプルとバイブレーションします。以前、日本でもポパイで購入できたんですが、今は見当たりません。もしかしたら、密かに買い占めて、いい思いしている人がいるかもしれませんね?

http://www.chompers.com/products.asp?cat=25

バスを愛してますか?


Kiss  「バスを愛してます」って真面目に言えますか? ボクにとってバスフィッシングは生き甲斐であり、人生そのものです。バスという魚と出会えたおかげで、多くの出会いにも恵まれました。だから、バスという魚に感謝しています。バスを愛しています。いつまでもバスフィッシングを楽しみたいと願っています。ボクが親しくしている友人の一人にアート・ベリーがいます。彼はFLWツアーでも活躍するプロですが、彼はボク以上にバスを愛しています。キャッチするすべてのバスにキスをしてリリースします。大きくても小さくても関係ありません。「よくぞ、食ってくれたな」「ママを連れておいで」「もっとエサをいっぱい食べて、早く大きくなれよ」等々、愛情をこめてリリースします。
 ずいぶん昔ですが、レイクフォークで初めてガイドフィッシングを頼んだとき、ガイドはバスを非常に大事に扱っていました。ランディングネットは決して使わず、バスをキャッチしたら、できるだけ早くリリースするように促し、フックを外すときでさえ、バスがボートのカーペットに触れることを嫌いました。「オレが飯を食っていけるのは、ここにバスがいてくれるおかげ。いつまでもお客さんが来てくれるように、バスにはできるだけダメージを少なくしてリリースしなければならない」と言っていました。ボクはスポーニングベッドのサイトフィッシングはしませんが、そのガイドはサイトフィッシングは1日1匹までとお客さんに制限していました。
 一方の日本ですが、バスを愛情の注ぐ対象として見る風潮が感じられません。雑誌をめくると陸っぱりの取材にも関わらず、両手にバスを持って得意げにポーズをとる人。テレビではヒットしたバスをいつまでも手に持ったまま、いつまでも講釈をたれる人。ガイドさんたちはお客さんの両手にバスを持たせ、ホームページ上で宣伝合戦に利用しています。日本のトーナメンターたちは試合でもないのに、ライブウェル持参で釣りをして、小さなバスでもすべてランディングネットでキャッチしています。スポーニングシーズンはサイトフィッシングで釣ったバスを平気でキープしています。もちろん、すべての人がそうだと言いませんが・・・。
 この違いはなんなんでしょうか?

夢のコラボ


Shadstick  キッカーフィッシュ・ベイトから発売中のシャッドスティックは定番のフルークタイプとセンコータイプを合体させた画期的?なワームです。フルークタイプのダートアクションとセンコータイプのフォーリングアクションのいいところ取りというわけです。ありそうでなかった、かなり思い切ったデザインですが、安易にセンコーのコピーを作らないところが好感を持てます。

http://www.kickerfishbait.com/

気になるニューフロッグ


1130113  レイクフォーク・トロフィー・ベイト&タックル(通称レイクフォーク・タックル)から発売されたバジングフロッグ系の新作、フォークフロッグは、一見するリビットとホニートードを足して2で割ったようなデザインですが、少しアレンジをしているので興味をそそられます。まだ、実物を見たことないですが、1度使ってみたい気がします。フォークフロッグの特徴は2本のテールが約90度にクランクしている点です(写真では分かりづらいです)。ちょうど、廃盤になってしまったバークレーのブロディーと同じ理屈です。水の抵抗を受けやすい分、よりスローに引けそうですし、テールがしなって戻ろうとする力でボディーにロールが生まれると思うのですが・・・。勇気のある並行輸入業者はいませんか?

http://www.lakeforktackle.com/

キャスティングなんてもう古い!?


Diagram2  またまたヤバイものを見つけてしまいました。その名もトローリングボバー。電池で自走するウキです。プロペラの推進力でライブベイトやルアーをどんどん引っ張って行くので、キャストする必要なく、狙いのポイントまでトローリングしてくれる優れものです。ロッドでラダーを操作することで進行方向を操ることも可能です。ホームページでは「キャストするのはもう古い」とまで言っております。陸っぱりでキャストで届かない遠くへ、またはキャストスペースがない桟橋等のオーバーハングの奥深くにルアーを送り込むことができるのです。想像しただけで楽しくなってしまいませんか? こんなバカバカしいものを作って売ってしまうアメリカ人って素敵です。

http://www.trollingbobber.com/

なぜ、日本では不人気?


Buzzfrog  アメリカで大ブームのバジングフロッグ(バジングワーム)ですが、日本ではまったく流行りませんね。最近、釣具屋さんに行くと、ZOOMのホニートードなんか200円で売ってました。中には使い方すら知らない人もいるようで、使い方は知っていても、実際にどんなアクション&サウンドを出すかまでは知らない人が多いのではないでしょうか? また、ボクが使っているのを見た人が「そんな速いスピードに食ってくるの?」と信じられない人もいます。こんな面白い釣りを知らないなんて、はっきり言って不幸ですよ。

Buzzfrog2  バジングフロッグはバズグラビングのようなものですが、スプラッシュ、引き波、サウンドの大きさはグラブとは大違いです。へたなバズベイトよりもアピールしますし、独特のソフトな水音が強烈に効きます。完全ウィードレスでどこへでもキャストでき、逆風でもかっ飛びます。アメリカではホニートードの大ヒットで、各メーカーがいろいろなバジングフロッグ系ワームを出しています。テールのタイプや厚み、大きさで引き波やサウンドも変わるので、いろいろ使い分けるのも楽しいです。また使うフックの大きさやセッティング位置で同じワームでもサウンドが微妙に変化するので、ベストセッティングを探す面白さもあります。ただ、中にはYUM社のBUZZ FROGのようにテールがほとんど動かない駄作もあるので要注意です。コピーばかり作るのもいいですが、せめてテストぐらいしてから発売して欲しいですね。