日別アーカイブ: 2006年10月27日

Banana on a boat is bad luck


 バナナをボートに持ち込むとバスが釣れない、なんて聞いたことありますか? もともと「船乗りにとってバナナは不運をもたらす」という迷信がアメリカにはあるんです。そんな迷信があることを知らずに、昔、ノンボーターでUSオープンの試合に出たときでした。その日はたまたま?タフな日で、昼頃までキーパーは2匹ぐらいしか釣れていませんでした。次のポイントへ移動というときに、シートに座りながら、持ち込んでいたバナナを取り出して皮をむき始めたら、隣のボーターの顔がみるみる険しくなったのでした。「プラでよかったのに、今日釣れないのはお前のせいだ!」なんて真剣に怒って言うんです。殴られんばかりの勢いですが、ボクにはなんのことかさっぱり分かりません。ようやく説明を聞いて理解したのですが、あのときはビックリしました。友人達にそのことを話すと、「そりゃあ、ヤツが怒るのも当然だな」という人もいれば、「ただの迷信だから、オレは気にしない」という人もいました。
 昔、シャスタのインビテーショナルの試合でのことです。友人のアンドレがバブ・トッシュのライブウェルにバナナを隠したことがあります。ライブウェルチェックで気が付くだろうと、軽いジョークのつもりでした。ただ、運悪く、誰にも気づかれることなく、バブは湖に出てしまいました。得意なはずのシャスタでバブは苦戦し、やっとの思いでキーパーをキャッチしてバブは目を疑いました。Oh my God! バブが賞金を逃したことは言うまでもありません。ウェイン後、アンドレとバブは真剣なケンカにまで発展したほどです。
 バナナの迷信はかなり広く知られている話なので、ノンボーターでトーナメントに出ようと思う人は気を付けて下さい。ボクは絶対に持ち込みません。中には”バナナボート”の日焼け止めやバナナ味のマフィンすら、嫌がる人もいますよ。

 バナナの話の由来は下記サイトを参照下さい。
http://www.captjim.com/bananas.htm

完全ウィードレスプラグ


Humpback_closed157x206 ハープーン・ルアーという面白いメーカーがあります。パテント取得済みのHarpoon spine technologyという仕組みのおかげで両サイドのフックがボディー内部に収納され、完全ウィードレスになるそうです。

Humpback_open158x207  フッキングのパワーがラインアイに伝わると、内部のスプリングが伸びて、ロックが外れて、両サイドのフックが飛び出すそうです。

 クランクベイト以外にペンシルベイトや怪しげなザリガニ形なんかもあります。これを考えた人はとにかくハードルアーで釣りたいんでしょうね。努力というか執念すら感じますが、フックがかなり適当に見えるので、これで本当にフッキングするのか心配ですね。ホームページには動画や内部構造の仕組みなんかも紹介しています。

http://www.harpoonlure.com/index.html