日別アーカイブ: 2006年10月21日

バスを愛してますか?


Kiss  「バスを愛してます」って真面目に言えますか? ボクにとってバスフィッシングは生き甲斐であり、人生そのものです。バスという魚と出会えたおかげで、多くの出会いにも恵まれました。だから、バスという魚に感謝しています。バスを愛しています。いつまでもバスフィッシングを楽しみたいと願っています。ボクが親しくしている友人の一人にアート・ベリーがいます。彼はFLWツアーでも活躍するプロですが、彼はボク以上にバスを愛しています。キャッチするすべてのバスにキスをしてリリースします。大きくても小さくても関係ありません。「よくぞ、食ってくれたな」「ママを連れておいで」「もっとエサをいっぱい食べて、早く大きくなれよ」等々、愛情をこめてリリースします。
 ずいぶん昔ですが、レイクフォークで初めてガイドフィッシングを頼んだとき、ガイドはバスを非常に大事に扱っていました。ランディングネットは決して使わず、バスをキャッチしたら、できるだけ早くリリースするように促し、フックを外すときでさえ、バスがボートのカーペットに触れることを嫌いました。「オレが飯を食っていけるのは、ここにバスがいてくれるおかげ。いつまでもお客さんが来てくれるように、バスにはできるだけダメージを少なくしてリリースしなければならない」と言っていました。ボクはスポーニングベッドのサイトフィッシングはしませんが、そのガイドはサイトフィッシングは1日1匹までとお客さんに制限していました。
 一方の日本ですが、バスを愛情の注ぐ対象として見る風潮が感じられません。雑誌をめくると陸っぱりの取材にも関わらず、両手にバスを持って得意げにポーズをとる人。テレビではヒットしたバスをいつまでも手に持ったまま、いつまでも講釈をたれる人。ガイドさんたちはお客さんの両手にバスを持たせ、ホームページ上で宣伝合戦に利用しています。日本のトーナメンターたちは試合でもないのに、ライブウェル持参で釣りをして、小さなバスでもすべてランディングネットでキャッチしています。スポーニングシーズンはサイトフィッシングで釣ったバスを平気でキープしています。もちろん、すべての人がそうだと言いませんが・・・。
 この違いはなんなんでしょうか?

夢のコラボ


Shadstick  キッカーフィッシュ・ベイトから発売中のシャッドスティックは定番のフルークタイプとセンコータイプを合体させた画期的?なワームです。フルークタイプのダートアクションとセンコータイプのフォーリングアクションのいいところ取りというわけです。ありそうでなかった、かなり思い切ったデザインですが、安易にセンコーのコピーを作らないところが好感を持てます。

http://www.kickerfishbait.com/