月別アーカイブ: 2006年10月

アイクの雄叫びが聞ける


Ike  JBエリート50の最終戦、遠賀川にアイクがピュアフィッシングジャパンの招待でやってくるという噂でしたが、なぜかアイクはノーザンツアー最終戦に出ていましたね。アイクに会いたかったファンは残念でしたが、来年のフィッシングショーに行くかも・・・なんて言ってました。

 さて、来年まで待てないという人のために、アイクの雄叫びが聞ける貴重なサイトを紹介します。スイムベイトネイションというスイムベイトファンのための情報サイトで、ギャラリーやムービー、レビューやフォーラムなどがあります。ここのムービの中で昨年、アイクがレイクカシータスを訪れたときの動画を見ることができます。他にもいろいろな動画もあります。暇つぶしにいかがですか?

http://www.swimbaitnation.com/index.html

ビッグサイズ


Eg043  ストライクプロという台湾系の怪しいメーカーがあります。いろいろなルアーを作っていますが、どれも見たことあるようなものばかりです。それでも、アメリカやヨーロッパではオリジナルだぞって感じで涼しい顔して売っているわけです。写真のウィグリング・オスカーは全長5cmと6cmがあって、オリジナルのグリフ●ンにないサイズがあります。カラーリングがイマイチですが、アクションはどうなんでしょうかねぇ。まあ、グリフ●ンもファッツオーにそっくりですけどね。

http://www.strikepro.com/EG-043.htm

ネーミングセンスがアメリカン


Fish_food_series  ウォーリーGベイツといえば、知る人ぞ知るクランクベイト専門のハンドメイドインディーズブランドです。作りがしっかりしていて、種類もカラーも豊富です。そんなウォーリーGですが、何を考えているのか、ヘンテコなフィッシュ・フードシリーズという3アイテムがあります。「バスは人間みたいなもの。魚ばかり食べていると、たまにはビーフが食べたくなるものです」と意味不明なコピーで、Tボーン、リブアイ、フィレなんて名前を付けています。とってもアメリカンなネームセンスがイケてます。

http://www.wallygbaits.com/

バイブレーション2倍


X2  ICASTで発表されたハートタックルの新製品、X2はヘッドから2本のワイヤーが飛び出したダブルワイヤスピナーベイトです。ありそうでなかった形です。「X2を結んでキャストする前に、ウェイトトレーニングすることをオススメします。デカイバスがヒットするから」と自信たっぷりのコピーがアメリカらしいですが、ボク的にはフッキングがすごく悪そうに見えるんですが・・・。

http://www.harttackle.com/x2.html

Banana on a boat is bad luck


 バナナをボートに持ち込むとバスが釣れない、なんて聞いたことありますか? もともと「船乗りにとってバナナは不運をもたらす」という迷信がアメリカにはあるんです。そんな迷信があることを知らずに、昔、ノンボーターでUSオープンの試合に出たときでした。その日はたまたま?タフな日で、昼頃までキーパーは2匹ぐらいしか釣れていませんでした。次のポイントへ移動というときに、シートに座りながら、持ち込んでいたバナナを取り出して皮をむき始めたら、隣のボーターの顔がみるみる険しくなったのでした。「プラでよかったのに、今日釣れないのはお前のせいだ!」なんて真剣に怒って言うんです。殴られんばかりの勢いですが、ボクにはなんのことかさっぱり分かりません。ようやく説明を聞いて理解したのですが、あのときはビックリしました。友人達にそのことを話すと、「そりゃあ、ヤツが怒るのも当然だな」という人もいれば、「ただの迷信だから、オレは気にしない」という人もいました。
 昔、シャスタのインビテーショナルの試合でのことです。友人のアンドレがバブ・トッシュのライブウェルにバナナを隠したことがあります。ライブウェルチェックで気が付くだろうと、軽いジョークのつもりでした。ただ、運悪く、誰にも気づかれることなく、バブは湖に出てしまいました。得意なはずのシャスタでバブは苦戦し、やっとの思いでキーパーをキャッチしてバブは目を疑いました。Oh my God! バブが賞金を逃したことは言うまでもありません。ウェイン後、アンドレとバブは真剣なケンカにまで発展したほどです。
 バナナの迷信はかなり広く知られている話なので、ノンボーターでトーナメントに出ようと思う人は気を付けて下さい。ボクは絶対に持ち込みません。中には”バナナボート”の日焼け止めやバナナ味のマフィンすら、嫌がる人もいますよ。

 バナナの話の由来は下記サイトを参照下さい。
http://www.captjim.com/bananas.htm

完全ウィードレスプラグ


Humpback_closed157x206 ハープーン・ルアーという面白いメーカーがあります。パテント取得済みのHarpoon spine technologyという仕組みのおかげで両サイドのフックがボディー内部に収納され、完全ウィードレスになるそうです。

Humpback_open158x207  フッキングのパワーがラインアイに伝わると、内部のスプリングが伸びて、ロックが外れて、両サイドのフックが飛び出すそうです。

 クランクベイト以外にペンシルベイトや怪しげなザリガニ形なんかもあります。これを考えた人はとにかくハードルアーで釣りたいんでしょうね。努力というか執念すら感じますが、フックがかなり適当に見えるので、これで本当にフッキングするのか心配ですね。ホームページには動画や内部構造の仕組みなんかも紹介しています。

http://www.harpoonlure.com/index.html

幻のグリフターが激安


Gripps 昨日、スイートビーバーとパカクローの合体形を紹介しましたが、以前、世間を騒がせたグリフターなんかグリフォンとコンバットクランクSSRを見事にコラボさせた名作ですよね。グリフターは今では廃盤ですが、パクリ専門メーカーのRiver 2 Seaは今でも名前違いの同じものをアメリカで売っています。名前をグリップ・クランクっていうんですが、ちょうど今、あるオンラインショッピングサイトで限定の16色のみ廃盤になるということで、3.29ドルという激安価格でセールをしています。そういえば、コンバットクランクSSRも廃盤になっていますし、この際、買いだめしておくのもいいかもしれません。日本にも送ってくれますよ。ただし、FAXで送るのが無難です。レギュラーカラーも4.99ドルで売っていますよ。

http://www.landbigfish.com/tacklestore/showcase.cfm?PID=4221

http://www.landbigfish.com/tacklestore/showcase.cfm?PID=3593

元祖バックスライド系は健在


Flyinglure  ファットイカやスイートビーバーから始まったバックスライド釣法がちょっとしたブームですが、バックスライドといえば、元祖は懐かしのフライングルアーでしょう。通販のテレビCMを見て、思わず買ってしまった人も多いでしょう。扁平なチューブワームに専用のジグヘッドを使えば、見事にバックスライドしました。最近はすっかり忘れられてしまいましたが、フライイングルアーは今も健在です。オリジナルのチューブタイプとは別にクロータイプやカーリーテールタイプが出ていて、最近ではリザードタイプまで発売されています。オリジナルのチューブタイプはフックがむき出しだったので、「行きはよいよい、帰りは恐い」でカバーの奥深くで確実に根掛かりしたものですが、最近のタイプはフックに刺して使うためのガードがワームに付いています。

http://flyinglure.stores.yahoo.net/index.html

完全生分解ワーム


Foodsource 河口湖でワームの使用が全面禁止になるかも、と話題になっています。本当に生分解するかどうか怪しいワームまでFecoなんて適当なこと言って認めたりしたツケが回ったんでしょう。アメリカはまだ日本ほどうるさくありませんが、ガルプなんかが出たりして徐々に環境に対して関心が出てきています。今回紹介するフードソースというメーカーは、生分解プラスチックではなく、タンパク質でできた完全無害のワームです。魚が食べても消化吸収されるというものです。実はこのメーカーは数年前からワームを作っていたのですが、当初は形もカラーも悪くて、使う気がしなかったのですが、今ではかなりよくなっています。ニオイもブレンドしたり、ハリ持ちをよくする工夫をしたりして、普通のプラスチックワームに近い感じで使えるようになってきています。これなら今後の河口湖でも使えるんでしょうかねえ。

http://www.fslures.com/

ブレード作っただけです


Stanley スタンレーがやってくれました。ありもののラバージグにブレードを付けただけで、New Stanley Swim Jigとして発売しました。ブレードの形がインディアナブレードみたいな形をしています。スタンレーはもともとアーマードスイマーみたいなスイミングジグを出していたんですが、チャターベイトの大流行で慌てて作ったのでしょう。スナップを使わず、ワイヤアイを横付けしているのは意味があるのでしょうか? 

http://www.fishstanley.com/