日別アーカイブ: 2006年10月2日

長年アイクを支えるスポンサー


Ikedick3  アイクのトーナメントシャツの右胸と背中(腰の位置)にはDICK’S SPORTING GOODSというスポンサーロゴがあります。彼を長年サポートし続けるスポンサーの1つですが、それが何かを知らない日本人は多いと思います。DICK’S SPORTING GOODSとは、アメリカ34州に268店(現在も増加中)のチェーン展開をする大型スポーツ&アウトドア専門店で、ちょうどスポーツオーソリティーのような感じのお店です。

Dick1  スポーツ全般からゴルフ、釣り具、ハンティング用品、キャンプ用品、スポーツウェアなんでも揃うお店なんです。実は今回参戦したUSオープンのヘッドクウォーターがあるサンセットステーションホテルからも徒歩で行けるショッピングモールの一角にもこのDICK’S SPORTING GOODSがありました。店内撮影は厳禁らしいのですが、店員さんに日本のみんなにお店の紹介をするからといえば、快く承諾して撮ってくれました。
Dick2  釣り具に関してはそれほどの品揃えではありませんが、ウォールマートよりは欲しいものが揃っています。今回はゲーリーやズームのワーム、バンディッドのクランク、がまかつのフックなんかを購入しました。
 関係ないですが、ボクの名前、HIDEKIはアメリカ人には発音がしにくいらしく、ニックネームはDICKと呼ばれています。DICKには別の意味があって、あまりうれしくないニックネームなんですが・・・。
http://www.dickssportinggoods.com/

USオープン3日目詳細レポート&反省


Mark 最終日のパートナーはフェニックス出身のUSオープン初参戦のマーク・ヘッドストロム。二日間ともドロップショットオンリーで5ポンド台というスモールリミットで終えており、この日もドロップショットでリミットを揃えにいく戦略を説明されました。彼にとってはスモールリミットは何の意味もなさないので、リアクションバイトでギャンブルをしようと提案しましたが、彼はプラ&本戦2日間を通して1匹もリアクションバイトをとれておらず、ドロップショットだけが唯一、手応えがあるといわれ、却下されました。リミットメイクはとりあえず難しくないといわれたので、ボクにとってはそれで十分賞金は取れるので、「まあ、いいか」と彼の戦略に同意してしまいました。ところが、テンプルバー周辺の彼のスポットは風で壊滅。風裏ばかりに逃げるので、釣れるのはノンキーパーばかり。これはやばいと思いましたが、気持ちはすでに守りに入っており、そのうちキーパーが混じるだろうと、ズルズルとこのパターンを引きずり、時間がけが無情にすぎてしまいました。結果はキーパー2本(2人で1匹ずつ)で、まさかの賞金圏外で終えてしまいました。5ポンドでもいいか、と思った瞬間に負けていたのかしれません。
Tshirt  今年でボクにとって9回目のUSオープンでしたが、これほど涼しかったのも初めてなら、これほど風で荒れたのも初めてでした。風が吹けばスピナーベイト&クランクベイトといつも思っていながら、本戦では思い通りに実行できない歯がゆさが残りました。プラではベガスウォッシュでの強力なパターンを見つけておきながら、結局一度も本戦では試す機会もなく終えてしまったのも悔やまれました。
 一発勝負の試合なので、釣れても釣れなくても、ビッグフィッシュ狙いのパターンで追い続ける方が、ダメだったときでも清々しく悔いが残りません。この試合はそんな精神力を養うにはいいトーナメントだと思います。

これこそがアメリカン!


Openlure ルアーデザイナーというのは、自分のアイデアに盲目的に惚れ込んで、冷静な判断ができずに発売して、パテントやらテレビCMやら、たくさんのお金をかけて失敗するケースがあります。今回のロックジョールアーもそんなルアーではないでしょうか? フックは通常はボディー内に収まっていて、バスがバイトした際に両サイドのワイヤーに力が掛かると、ロックが外れてフックが飛び出すという仕組みです。「ルアー以外、何もキャッチしない」というキャッチコピーで、完全ウィードレスをうたっています。たしかに面白いアイデアではありますが、別にワームで充分でしょう? ボクが身内なら、絶対に止めたんですが・・・。ホームページにはテレビCMを動画で見ることができますが、はっきり言って、痛すぎです。それとも、アメリカはこんな駄作でも受け入れられるほどマーケットの器が大きいんでしょうか? ただ、個人的にはヒット商品ばかりコピーするメーカーよりはこんなチャレンジャーの方が好感が持てます。

http://www.lockjawlures.com/