USオープン3日目詳細レポート&反省


Mark 最終日のパートナーはフェニックス出身のUSオープン初参戦のマーク・ヘッドストロム。二日間ともドロップショットオンリーで5ポンド台というスモールリミットで終えており、この日もドロップショットでリミットを揃えにいく戦略を説明されました。彼にとってはスモールリミットは何の意味もなさないので、リアクションバイトでギャンブルをしようと提案しましたが、彼はプラ&本戦2日間を通して1匹もリアクションバイトをとれておらず、ドロップショットだけが唯一、手応えがあるといわれ、却下されました。リミットメイクはとりあえず難しくないといわれたので、ボクにとってはそれで十分賞金は取れるので、「まあ、いいか」と彼の戦略に同意してしまいました。ところが、テンプルバー周辺の彼のスポットは風で壊滅。風裏ばかりに逃げるので、釣れるのはノンキーパーばかり。これはやばいと思いましたが、気持ちはすでに守りに入っており、そのうちキーパーが混じるだろうと、ズルズルとこのパターンを引きずり、時間がけが無情にすぎてしまいました。結果はキーパー2本(2人で1匹ずつ)で、まさかの賞金圏外で終えてしまいました。5ポンドでもいいか、と思った瞬間に負けていたのかしれません。
Tshirt  今年でボクにとって9回目のUSオープンでしたが、これほど涼しかったのも初めてなら、これほど風で荒れたのも初めてでした。風が吹けばスピナーベイト&クランクベイトといつも思っていながら、本戦では思い通りに実行できない歯がゆさが残りました。プラではベガスウォッシュでの強力なパターンを見つけておきながら、結局一度も本戦では試す機会もなく終えてしまったのも悔やまれました。
 一発勝負の試合なので、釣れても釣れなくても、ビッグフィッシュ狙いのパターンで追い続ける方が、ダメだったときでも清々しく悔いが残りません。この試合はそんな精神力を養うにはいいトーナメントだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください