日別アーカイブ: 2008年9月24日

コロンビアリバー戦 初日結果報告


 初日のパートナーはポール・ホッジスというアリゾナ・フェニックス在住の陽気のおじさんでした。この日のフライトは最終フライト(4時20分帰着)ということで、釣りをする時間は3日間で一番長いことになります。
 ポールはやはりマクナリーダムを下るプランで、「キーパーが15匹釣れた凄いスポットに連れて行ってやる」ということでした。ダムのロックは下りが8時半で上りが13時集合になっていますので、実質釣りができる時間はそれほどありませんが、ボク自身は下流域の方がプラクティスでの感触が良かったので大賛成でした。仮に下流で揃わなかったとしても、帰着までに上流で2時間以上釣りをする時間が残っています。
 心配された風もなく、初日がスタートしました。マクナリーダム方向に下りながら、いくつかのスポットで釣りをしたのですが、ポールは朝イチからドロップショットをキャストし始めました。ボクはトップからクランクベイト、ジャークベイト、スキニーディッパーといろいろ試しましたが、お互いノーバイト。3カ所目の沖のハンプ(水深20フィート)で、ポールのドロップショットに3ポンドクラスのグッドサイズがヒットしました。何ともラッキーな1匹でしたが、後が続かず、そのままダムに集合しました。
 今回のトーナメントは123艇が出場しましたが、初日にダムを下ったのはなんと56艇でした。半数近い選手が下流域をメインエリアに選んだのでした。それぐらいプラでは明らかに下流が釣れたのでした。
 ポールは下流のロックが開くと真っ先に給油に向かう余裕まで見せました。それぐらいプラでは好感触だったのでしょう。ボクもかなり期待しました。給油後さらに20分近く走って、ポイントに着いたのですが、2人ともノンキーパーどころかアタリすらない状態です。2カ所目のポイントでようやくポールがドロップショットでキーパーをキャッチしました。ボクはひたすら巻物で勝負し、LV100で2匹のバラシの後、ようやく1匹キーパーをキャッチしました。1ポンドクラスを5匹釣るぐらいなら3ポンドクラスを2匹釣ってやろうという気持ちだったのですが、釣れたのは1ポンド台のキーパーでした。
 その後ポールはグラスが多いシャローエリアに向かいスーパーフルークで2匹のキーパーを追加しました。このあたりで、かなりヤバイと思い、ベイビーブラッシュホッグのキャロを投入しました。しかし、練習不足のせいかアワセがうまくいかず2匹のバラシ、その後、思いっきりアワセを入れてしまいラインブレイク。まったくかみ合わない状態で下流域の釣りが終了しました。
 残り時間は上流に帰りながら何カ所かを釣ったのですが、釣れるのはノンキーばかりで、ポールもリミットメイクできず4匹(7ポンド8オンス)。ボクは1匹(1ポンド5オンス)での帰着となってしまいました。
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ユナイテッド航空のプレゼントキャンペーン


Uflyjapan25_2   ボクもいつも利用しているユナイテッド航空は日本就航25周年となるそうで、それを記念して同社がスポンサー契約をしている各スポーツ選手のプレミアグッズのプレゼントキャンペーンがHP上で行われています。浅田舞・真央姉妹や上田桃子といった有名なスポーツ選手と肩を並べて、清水盛三さんもサイン入りのロッド・ライン・ルアーセットを提供しています。応募期間は11月10日までとなっています。
 以前は何度渡米しても、関西(成田)空港でのチェックインの際にロッドケースの件でもめることが多かったものですが(通常の荷物ならオーバーサイズで超過料金が掛かりますが、スポーツ用品という扱いなら超過料金は不要)、最近は清水盛三さんがユナイテッド航空と契約したおかげか、空港でのチェックインがスムーズになったような気がします。ときにはカウンターの人に「バス釣りですか?」と声を掛けられるようにもなりました。
 日本では逆風のバスフィッシングですが、業界外にもかかわらず清水盛三さんをスポンサーをしているユナイテッド航空は非常に理解のある会社だと思います。ユナイテッド航空社内でのバスフィッシングの認知度が上がれば、それだけボク達としてはスムーズに旅行ができるわけで、ほかの選手に負けないぐらいドシドシ応募してもらいたいと思います。そして、将来もっと他業界からもバスフィッシングが正しく理解されるといいんですが・・・。トヨタもアメリカの100分1でもいいからバスフィッシングを応援してほしいものです。