月別アーカイブ: 2008年8月

2インチシャッドシェイプ?


Gybcrappie14  ICASTで発表されたGYCBのクラッピー&パンフィッシュシリーズが、10月に発売されるようです。といっても2インチグラブとタイニーイカは日本マーケット用に作られてすでに売られているものなので、それほど珍しくはありませんが、注目はシャッドシェイプ形状の2インチ・ヤマミノーです。
 アメリカではバス用ではありませんが、日本ならバス用としても売れるかもしれません。最近のGYCBは日本のメーカーに金型代を払わせて、製品はアメリカで自由に売る”おいしい”商売をしていますが、このヤマミノーはティムコとは関係なさそうです。ということは、日本ではゲーリー・インターナショナルで発売されることもありそうですね。ちょっと複雑・・・。

特注スカッドミノー


Imgp6814  先日のKota’s American Dreamでは、スポンサーのジャッカルから特注のスカッド・ミノーが参加賞として参加者全員に配られました。こういうサービスが簡単にできるジャッカルはさすがですね。
Imgp6817  左側面にはバスキャットのロゴが入り、右側面にはKOTA’S AMERICAN DREAM CHARANGE 2008の文字が入っています。ロゴ等が目立つようにレッドヘッドカラーとなっているので、今度ボート・シーバスにでも使いたいと思います。

アメリカンドリームは惨敗


 昨日は利根川でKOTA’Sアメリカンドリーム・オープントーナメントにTBCプロの鈴木美津男さんとペアを組んで参加してきました。残念ながら結果は惨敗でしたが、緊張感のある楽しい1日でした。
 優勝のアメリカ招待&バスキャットオーナーズカップ出場を狙って、上流で勝負をしたのですが、上流の雨の影響で濁りが出て、水温が8月というのに19度まで下がり、活性が低く苦戦しました。ボクの朝イチの第一投目のスイートビーバーのバックスライドにグッドサイズがヒットするもバラしてしまい、その後も鈴木さんのBDS2にヒットしたグッドサイズもバレてしまい、完全にリズムが狂ったまま終わってしまいました。
 優勝したペアはぜひ、アメリカでがんばってきてください。来年もあるなら、また参加したいと思います。

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アメリカンドリーム・プラクティス


 今日は久しぶりに利根川で釣りをしました。マイゲームを貫き、フロッグをキャストし続けましたが、フロッグでは残念ながらキャッチならずでした。ビーバーのフリップではバイトがとれる感触は得られました。明日の試合でもマイゲームを貫きます。詳しくは大阪に帰ってから報告したいと思います。

メタボなフィネスワーム


Zoommagfinesse  ズームの激売れワーム”フィネスワーム”の進化系”マグナム・フィネスワーム”が新発売されました。これはかなりアメリカで話題となりそうです。従来のフィネスワームはシェイキーヘッドスタイルの釣りでは頭部が裂けやすい欠点がありましたが、マグナム・フィネスワームは頭部の先端から太くなっていて、この点についても改良されています。
 ボディーは全体的に太めで、長さが5インチとフィネスワームに比べて若干(1/4インチ)長くなっています。ズームからはテーパー状のピンテール系”シェイキーヘッドワーム”が発売されたばかりですが、アメリカではそれほど人気が出ていません。やはりテールが膨らんだフィネスワーム系のワームをトーナメンターは求めていたんですね。くびれが少なくなったメタボなボディーがアクションにどう反映されるのか、ボクも個人的に興味津々です。日本ではネコリグ用に良さそうですね。10本入りで3ドル前半の価格にようです。

トレーラーフックの固定方法


Normal  久しぶりに真面目に更新するので、たまには役に立つ情報を紹介します。ボクのオリジナルのアイデアではないのですが、最近ネットを徘徊していて見つけたのをボクなりにアレンジしました。登場するのは、いつものシリコンチューブです。シリコンチューブはいろいろ使えて本当に便利なので、ボクは常にタックルボックスの中に入っています。
 バズベイトやスピナーベイトでトレーラーフックを使用するとき、フックの固定方法って、なかなか完璧と思えるものが見つかりませんでした。固定の部分のアソビが大きいと、フックが回ってトラブル多くなりますし、ウィードレス効果も低くなります。ただ、トレーラーキーパー等でしっかりサンドイッチしてやると、着水時にトレーラーフックが横を向いたりすると、そのままの状態で帰ってきたりします。また、ダブルのトレーラーフックキーパーはずれにくいので、メインフックにバスがヒットしたときは、このキーパー部が邪魔でバレやすいような気がします。今回紹介する方法は完璧にトレーラーフックをメインフックと一直線上にキープして固定することができます。
Weedless  しかもこの方法の優秀なところは、ノーマルのインラインセッティング以外に、トレーラーフックの角度調節が自由な点です。カバーが濃くて根掛かりしやすい(ゴミを拾いやすい)場所では上向き(フックポイントは下向き)、バイトが浅く、ヒット率を上げたいときは下向き(フックポイントは上向き)に調整が簡単にできるのです。
Hooking  セットの方法は簡単です。シリコンチューブ(外径4mm程度)を3-4cmぐらいにカットし、片端にトレーラーフックのアイ部分を差し込みます。もう片端を先にフックに刺してから、一般的なトレーラーフックを装着する要領でチューブと一緒にトレーラーフックのアイにフックを貫通させるだけです。バスが掛かったときにフックが外れないか心配な人はさらにトレーラーフックキーパーを1個通しておくといいでしょう。
Ouyou  ボクも最近試しているところなのですが、今のところストレスとなるような欠点は見つかっていません。チューブ全体の抵抗もそれほど気になりません。興味がある人は一度試してみてはいかがでしょうか? この方法はいろいろ応用が利きますよ。

”チョット”リューステール


Imgp6635  アメリカでスモールマウスの定番激釣カラーにチャートリューステールがあります。先っちょだけチャートリュースになったカラーの総称で、ストレートテール以外にグラブやクロー、リーチなどなんでもあります。ズームやGYCB、ロボワームといった日本でも馴染みのメーカーも採用していますが、日本では不人気というか、売っているのもあまり見かけません。当然、日本のメーカーでこのカラーを採用しているワームもないように思います。

 少し専門的な話をすると、このチャートリュースはクリア系のチャートではなく、ホワイトベースのチャートで透明感があまりありません。だから、チャートのディッピングダイで染めて作ったものとは、水中での見え方が違います。
 このテールのチョットだけのチャートリュースがなぜか本当にスモールマウスにはよく効きます。もちろん、ラージマウスでも効くのですが、スモールマウスの反応の良さは明らかに実感することがよくあります。理由はよく分かりませんが、チャートリュースのテールだけが水中で目立ってアピールしているのは確かです。ブルーギルがいるような釣り場では、テール部分が異常なほどよくかじられます。
 実はこの”チョット”リューステールは、日本のスモールマウスにもよく効きます。日本ではほとんど誰も投げていない分、アメリカよりも効くかもしれません。

リサイクル虫


Imgp6579  タックルボックスの底の片隅に使用済みのエアークラッシュが転がっていました。頭は裂けてしまっていたので、ゴミ箱に捨てようと掴んだら、ピンテールがあまりにプルプル震えているので、ふと思いたって虫を作ってみました。エアークラッシュのマテリアルはフローティング素材なので、テールの部分だけをカットして、シリコンラバーとフェザーを通すと、プカプカ浮く虫になります。予想以上にいい感じになりました。今度、スモールマウスを釣りに行くときにもで試してみようと思います。