キング・オブ・スプーク その1


Imgp6835 スーパースプークを使わずしてペンシルを語るべからず。スーパースプークはペンシルベイトの名作です。日本にはヘドンマニアの方がたくさんいて、オリザラ(オリジナルザラスプーク)のファンは多いですが、スーパースプークを愛用している人は以外に少ないように思います。ボクは長年アメリカで釣りをしてきて、数多くの釣り人のタックルボックスを覗いてきましたが、アメリカではオリザラよりもスーパースプークの方が圧倒的に人気です。最近になって、ようやく日本でもその実力が認められ、スーパースプークを意識したルアーがラッキークラフトやジャッカルからアメリカマーケットを意識してリリースされ始めています。

 話は少しそれますが、アメリカではあまりペンシルベイトといういい方が浸透していないように思えます。確かにペンシルベイトといえば通じますが、アメリカ人がペンシルベイトと言うのを聞いた覚えがほとんどありません。アメリカでは一般にスプークタイプベイトとか、ウォーカーベイト、スティックベイトと呼ばれています。

 スーパースプークはシンプルな構造ですが、非常に良くできたルアーです。水平浮き気味の浮力を抑えたボディーはしっかり水にかみながら左右に大きくスライドします。その水押し効果と後部の大きなウェイトボールがカコン、カコンと奏でる大音響のラトルサウンドで、ディープのビッグバスも水面におびき出すアピール力を持っています。毎年ネバダ州レイクミードで開催されるUSオープンでは、スーパースプークは大人気です。今年のUSオープンで優勝したジャスティン・カーもスーパースプークがメインベイトだったそうですし、過去にも何度かウィニングルアーになっています。毎年、USオープン出場者の半数以上の人がスーパースプークを1度はキャストしていると思います。ボクも以前、USオープンに参戦したときは、炎天下の中、スーパースプークのみで釣りをしたこともあります。
 
 ただ、この名作にも、ダイブしやすいという欠点があります。浮力を抑えた水平浮きのため、一度水中にヘッドが突っ込むと、そのまま水中でアクションしてしまうので、一度手を止めて、浮き上がるのを待たないといけません。しかも浮き上がりが遅く、テンポ良く使えず、ストレスとなることがあります。慣れるとずいぶんマシですが、それでも波気のあるときは、非常に扱いにくくなります。

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