先日のクラシック観戦で、ムムッ??と不思議に思ったことがありました。アラバマの人気アングラー、ランディー・ハウエルのウェインの際に、彼の左胸の目立つ位置にMolixというロゴがハッキリと見えたからです。Molixといえばハードベイト、ワイヤーベイト、ソフトベイトからラインやシンカーまで販売するイタリアのブランドです。ヨーロッパの釣り雑誌をめくると、よく広告を目にするので、かなり人気のブランドと思われます。エバーグリーンと関係があるのか、ヨーロッパではエバーグリーンのトーナメントシャツを着ている人はたいてい、Molixのロゴが入っています。実際、Molixのルアーの中にはエバーグリーンの製品に似たものもあります。なにより、イタリアのブランドなのにJPドメインの不思議なブランドでもあります。
そんなMolixが本格的にアメリカ進出を目指すのか、単にヨーロッパ市場へのMolixというブランドイメージ向上のために広告塔としてランディー・ハウエルを使うのか? ヨーロッパ市場はアメリカよりも日本の影響を強く受けているマーケットだけに、その日本寄りのMolixをランディーが実際に使って実績を上げることができるのか? ボクとしてはいろいろ興味深いです。
http://www.molix.jp/
月別アーカイブ: 2007年3月
パクリが本家を凌ぐ大ヒットの予感 その2
先日アラバマ旅行中にココでジャバロンの丸パクリ(写真)が売られていたことを紹介しましたが、先にジャバロンコピーを販売したのは、レイクフォークタックルでした。昨年の夏にはコピーが出るという噂があったほどです。名前はライブマジックシャッドというみたいです。大手チェーン店でも並ぶようで、大ヒット間違いなしという噂です。クラシックのプラではレイクフォークタックルのプロスタッフでもあるケリー・ジョーダンがこのジャバロンコピーを投げていたという噂もあります。
レイクフォークタックルのサンプルを手に入れたのですが、日本では見たことないような9.5cmのスモールサイズまであります。サイズ的には食べ頃サイズでよさそうですが、ハッキリ言ってピッタリなサイズのフックが見当たりません。そのままスケールダウンした感じで、これでフッキングするんでしょうか? レイクフォークタックルといえば、昔はオリジナルの商品もあって、ニンニク臭も含めて個人的にけっこう好きだったのですが、最近はコピーばかり追いかけてガッカリです。ジャバロンは確かにすごいアクションのワームだと思いますが、そのまま丸パクリしなくても、フッキング率を上げるために体高を低くするとか、改良の余地はいくらでもあると思うのですが・・・。
噂ではすでにギャンブラー、バスアサシンがジャバロンコピーを製作中ということです。ジャバロンはアメリカでは発売されていないだけに、アメリカではレイクフォークタックルが本家となって、ギャンブラーやバスアサシンはレイクフォークタックルのコピーと呼ばれるんでしょうか?
パクリが本家を凌ぐ大ヒットの予感
以前、ココでヨーズリのラトリンバイブのパクリ、エクスキャリバーのXR50ラトルベイトを紹介しましたが、このラトルベイトが大ヒットしそうな予感です。ことの発端は先日のバスマスタークラシックです。地元アラバマのティム・ホートンは本命視されながら最終的には16位でフィニッシュしたのですが、2日目までは安定してビッグウェイトを持ち込み、5位につけていました。2日目、ティム・ホートンはカメラマンを乗せていて、XR50ラトルベイトをキャストしていたのですが、朝イチの第2投目にいきなり4ポンドクラスのスポッツを2匹、前後のフックにダブルヒットさせて見事キャッチしたのでした。ティム・ホートン自信が大興奮の衝撃の一部始終がウェイン会場の大スクリーンで映し出され、その後テレビで何度も放映されました。もちろん、ルアーはバッチリ映っていました。
そして、翌週、レイクキシミーで開催されたバスマスター・サザンオープン戦はテリー・スクロギンスが優勝したのですが、テリー・スクロギンスがメインに使ったのがXR50ラトルベイトだったとコメントしたのです。
パクリ商品でも有名選手が使って実績を残せば、結果的に本家を凌ぐ人気にもなりかねません。実際、ヨーズリのラトリンバイブはプロの間では密かに人気ですが、アメリカでは手に入りにくいという欠点があります。プラドコの販売力をもってすれば、XR50ラトルベイトは2007年の大ヒットルアーになるかもしれません。
ディーンがノースランドのプロチームに
バスマスタークラシックでも10位でフィニッシュしたディーン・ロハスが今季、ノースランド・フィッシングタックルのプロスタッフに加わったそうです。ノースランドといえば、カナダとの国境近くのミネソタ州のメーカーで、バスフィッシングタックルというよりも、ウォールアイ用やアイスフィッシング用のタックルが充実がしたメーカーです。最近ではバス用のソフトルアーやワイヤーベイトも販売していますが、"Made in China"丸出しの作りで、ユーザーに受け入れられているイメージはありませんでしたが、ディーン・ロハスのシグネーチャーモデルが発売されるそうなので、今後ノースランドがバス業界にどれほど食い込むが注目です。ディーンと言えば、ソフトベイトは以前はウェーブワームと契約をしていたのですが、昨シーズンから新しいスポンサーを探して数社にアプローチしていました。ただ、ディーンの出す条件を受け入れるメーカーがなかったのも事実でした。ディーン・ロハスのシグネーチャーモデルとして、どんなルアーが登場するか興味深いですね。あちこちのコピーだけは勘弁してほしいところです。
http://northlandfishingtackle.com/
ティム・ヒューズがまたしてもウィニングルアーに
先週末行われたストレーンシリーズ・セントラルディビジョンのアーカンソー州ブルショール・レイク戦はBFLをメインに活動する無名のティム・フリートウッドが唯一4日間リミットメイクに成功し、安定した成績で優勝しました。彼のウィニングベイトはラトリンログだったのですが、リペインターのティム・ヒューズによって特別にカラーリングされたものだったそうです。
ティム・ヒューズとはKVDやラリーニクソンをはじめとする有名トッププロの数多くが密かにルアーのリペイントを注文するアメリカのルアーリペイント界の第一人者です。ティム・ヒューズはただ、リアルにリペイントするのではなく、あくまでトーナメントで勝つためのカラーやパターンを追求しており、釣り場の水質や水色まで考慮して、時にはお客さんと相談しながら、究極のカラーを作り出します。一見すると、たいしたカラーではなくても、ラメのサイズ、パールや一色一色の濃淡までこだわっており、本当によく釣れると評判です。過去にはティム・ヒューズがリペイントしたルアーは何度もウィニングルアーになっていて、すでに総額200万ドルを稼いだと言われています。実は内緒なんですが、アンドレもまたティム・ヒューズの常連客の1人で、数多くのオールドウィグルワートを彼にリペイントしてもらっています。
ちなみに料金ですが、ノーマルのリペイント代だけで10ドルもします。アメリカのルアーが平均4-6ドルなので、ルアーよりも高いわけです。また、特別料金ですが、かなり精巧なリペイントもしてくれます。写真はラッキークラフトのCB350のクローフィッシュバージョンですが、リアルさを追求すれば、ここまで塗れる腕前の持ち主でもあります。このペイント代はいくらだったか、忘れてしまいましたが、確か3ケタだったはずです。ティム・ヒューズのホームページもあるので、興味がある方はどうぞ。
http://www.hughescustombaits.com/
FLWも負けてません
Sweepstakesネタで、もう一つ紹介します。FLWも毎年、太っ腹な企画をやっていまして、3月1日よりちょうど始まったところです。"LOOK for the HOOK"という企画名で、3月1日より6月15日までの期間中、FLWのスポンサー12社の指定商品150品のどれでも、バーコードに記載された番号(UPCコード)をFLWのホームページに入力するだけという簡単なルールで、抽選で1人グランドプライズとして、シェヴィートラックにレンジャーZ20、1200ドル相当のBPガソリンカード等、総額8万4585ドル相当が当たるというものです。さらに5人に一等賞としてペアでフォレストウッドカップ観戦旅行に招待されます。8月2-5日にアーカンソー州レイク・ワチタへの往復航空券代、ホテル代が無料で、ウェインショーはVIPシートで観戦できるというものです。そして、抽選で毎日インスタントウィナー賞が誰かに当たります。インスタント賞はさまざまで、スポンサーの商品やFLWの年会費やオフィシャルウェアなどが当たります。応募は1指定商品につき1回可能で、UPCコードを入力するだけなので、商品を必ず購入する必要はありません。この企画、21歳以上の米国在住者に限りますので、日本人のボク達は応募できませんが、FLWもB.A.S.S.に負けていません。詳細は下記サイトを参照ください。太っ腹な企画
日本とアメリカの違い
アメリカのショップでは「3個買うと1個タダ」というような販売方法がよくあります。日本では売れなくなったルアーをセールでゴミのように叩き売るのが一般的ですが、アメリカでは人気&定番のルアーこそ、こういう売り方をします。そもそも日本のアングラーとアメリカのアングラーではルアーの買い方が違います。ルアーは使ってなんぼ。一軍登録された実戦ルアーは色違いやストックも含めて何個(何十個)も購入するのがアメリカ人の買い方です。いろいろなルアーを種類多く、コレクションのように集める日本人の買い方とは大違いです。日本では次から次へと新製品が登場しますが、アメリカ人は1個のルアーを何年も使い込んで、そのルアーのいいところやクセを把握して、ルアーの持つポテンシャルを最大限引き出します。それだけに、一度そのルアーを信頼すると、なかなか他のルアーに浮気しないのも特徴です。
ARジグのコピーなんて言わないでね
フィッシングショーではアローン・マーテンスルアーズのブースが出展していました。昨年からライブベイトヘッドが発売されることは聞いていましたが、まだホームページもトップページができた程度で、まだまだ準備段階のようです。これを見て、「スミスのARジグのコピーやんか!」なんて言わないでくださいね。スミスさんの方がコピーで、こちらがオリジナルに近いです。




