日別アーカイブ: 2010年7月18日

ニューブランクNRX


I_ro_v_shimano_nrx_bass  ICASTでは毎年、各部門(ソフトルアー、ハードルアー、マリン・・・)別に、ベストオブショーが選ばれて、最終的にその中の1つが、オーバーオール・ベストオブショーを受賞します。今年のICASTでは、Gルーミスの新ブランク、NRXが受賞しました。
 実際に触ったわけではないのですが、ナノ・シリカレジンを使ったグラファイトで、Gルーミス史上最軽量、最強をうたっています。GLXを超えるマテリアルだけに値段の方も気になります。Gルーミス好きとしては非常に興味深いですが、あのリコイル・ガイドが付いているので、日本人受けはしなさそうですね。

新進気鋭のソフトベイトメーカー その1


 ここ最近は、モールド&インジェクションメーカーの有り物の金型を使って、パッケージや名前だけを変えて販売したり、流行っているワームをまんまパクったり、日本の流行っているワームをいち早くパクったりと、オリジナリティーのない(おもしろみのない)メーカーばかりが登場していましたが、今年のICASTでは、やる気のある注目のソフトベイトメーカーが数社登場しています。
 「おっ、これ面白そう」、「どんな動きするか使ってみたい」と思わせるメーカーが出てくるのは、本当に楽しみですが、結局、それが流行ったりすると、ハイエナたちが次々とパクってしまうんでしょうが・・・。
P1000262  パワーチーム・ルアーズ社はニュージャージー州の新しいブランドで、この州出身でノーザンエリアのトーナメントで活躍中のFLWツアープロ、ピート・グルーゼックがプロスタッフに名を連ねています。
 このメーカーの特徴はクリーチャー系に特に力を入れている点です。写真のコンヴィクション・クローは4.5インチサイズで、パンチングや大型のジグトレーラーで面白そうなデザインをしています。オリジナルのセント(ニオイ)入りですが、ノンソルトで、プリンとした張りのあるマテリアルとなっています。カラーラインナップがまだまだ少なくてもの足りませんが・・・。
 まだ、魚はキャッチしていませんが、浮力のあるマテリアルだけに、ビーバーとの使い分けが良さそうです。他にも面白いワームがいろいろあるので、試してみたいと思います。