年別アーカイブ: 2010年
激落ちくん
ファットなファミリーが追加
エリートプロ、ジョンクルーのシグネーチャーモデルのフラットサイドクランクのリトルジョン3兄弟に新たなニューフェイスが登場です。その名はファットジョン60です。
従来のフラットサイドボディとは違い、文字通り太めのボディーながら、両サイドはフラットな面を残しているのが特徴です。サイズは60mmで5/8オンスの1-3フィートダイブのシャローダイビングクランクベイトです。まさにRCクランクやKVDクランクに対抗というわけです。ジョン・クルーいわく、このファットジョンはオリジナルのリトルジョンをただファットにしただけではなく、リップ角度も違い、”パワークランクベイト”と表現しています。
基盤リップに、真鍮(ブラス)製ラインアイと細部にもこだわりが見られます。内部には他のシリーズ同様にソフトタングステンの重心移動システムを採用しています。つまり、完全なサイレントではなく、鈍いワンノッカーサウンドとなっています。スプロだけにフックはがまかつの#3を使用していて、かなりの力作といえます。値段は10.44ドルとストライクキングよりは高めで、ラッキークラフトよりは安めです。カラーが個人的には、あまりそそられないのが難点ですが・・・。果たして、シャロークランク戦争はどこが勝つでしょうか?
http://www.spro.com/SearchResults.asp?Cat=235
まさにフランケン
注目の8本ヨリブレイドライン
ツインブレードでいろいろ その5
2010年流行語大賞 in USA
毎年恒例の流行語大賞ですが、今年は悩んでしまいます。これだというものがパッと思い浮かびません。それぞれ惜しいのはありますが、どれもパンチ力に欠けるような・・・。そんなわけで、今年は流行語大賞は無しです。一応、惜しいのを挙げてみます。
マイクロガイド:アメリカよりも日本の方が話題になっている感じですが、アメリカでは確実にマイクロガイドを採用するメーカーが増えています。スキート・リースの黄色竿にもマイクロガイド仕様が出ましたし、最近ではファルコンロッドがマイクロガイド仕様をリリースしました。ただ、大流行しているかと言えば、正直微妙です。日本ではマイクロガイドがベイトフィネスに向いているようなイメージがありますが、これは日本のマーケティング戦略なんでしょうか?
ボトム・バギング:トミー・ビッフル自身のシグネーチャーモデルのビッフルバグとジグヘッドのビッフル・ハードヘッドによるボトムをクランクベイトのように釣るスタイルで、トミー・ビッフルがこのテクニックをボトム・バギング(Bottom Buggin)と呼んだのがきっかけです。彼はこの釣りで、エリートのフォートギブソン・レイク戦とPAAのレイク・チェロキー戦を優勝して、注目を集めました。ただ、他の人がやっている感じはなく、大流行には至ってません。
6XD:ストライクキングのプロモデルクランクベイトの6XDはKVDの2年連続AOYの立役者となりました。エリートシリーズのテレビ放送では多くの選手が6XDを投げているのが映っていました。サイレントバージョンのサイレントストーカーも流行って、クランクベイトは今やサイレントが定番といった感じです。ストライクキングは来季は5XDを発売するそうです。こちらも注目です。
モーニング・ダウン:ロボワームのクリア系ピンクの定番カラー、モーニングダウンはFLWチャンピオンシップのウィニングルアーとなって一気に全国区になりました。元は西海岸でクリアウォーターで人気のカラーでしたが、今年のチャンピオンシップでは多くの選手がこのモーニングダウンを使っていましたし、地元のショップでも数多く売られていました。来年はさらに流行るでしょう。