レーザールアー社は独自のレーザービーム照射が特徴のプラグを販売するメーカーです。オーナーのブルース・ヤングは偶然宝石店に立ち寄った際に、水槽にレーザーポインターを照射して遊んでいたら、中の魚たちが狂ったように反応したのを見て、それを機会にレーザービームを照射できるルアーを作ろうと思い、メーカーを立ち上げたそうです。
レーザービームはLEDライトやノーマルのライトに比べて、直進性が高く魚に気づかれやすいだけでなく、魚の活性そのものを上げる効果もあるそうです。レーザールアーのストライクゾーンは他のルアーの3倍広いと謳っています。なんともいかがわしいです。
レーザーは水中に浸かったときだけ照射され、内蔵のリチウム電池は100時間レーザーを照射するそうです。レーザールアー社いわく、100時間というのは平均的な釣り人の2年分の実釣時間なんだそうです。ルアーの形状はバスプロショップで売っていたものにカラーリングまでそっくりです。
http://www.laserlure.com/
ラッキーの何のモデルのコピーなのか分かりませんが、確かにそっくりなのがバスプロショップオリジナルであったような気がします。このメーカーはレーザービームには興味があっても、ルアーそのものにはあまりこだわりがないんでしょうね。魚の好む波長やサウンド、ニオイなど、よく宣伝コピーで使われますが、ボクとしては眉唾ですね。ボク達一般アングラーには検証不可能な「魚に訊いてみないと分からない」ようなことを謳い文句にするのは、ちょっと卑怯な感じしませんか? 言った者勝ちみたいな・・・。
LEDでも、UVのLEDとかのように、いろいろな波長のモノが出来るので、安くて光るルアーを、改めて考え直すといいかもしれませんね。
ルアーの内部に仕込まれた、魚の好む波長の高輝度LEDが、反射板によって、ミラーボール状に、光を拡散するなんていうのが出たりして(笑)
そうそう、これってラッキーの廃盤になったルアーのマルコピーだよね。