月別アーカイブ: 2011年5月

エバースタート初日レポート


 エバースタート・デルタ戦の初日のパートナーはなんとクリフォード・パーチでした。レジストの席がちょうどボクの目の前だったので、ビックリしました。というのも、本来この日程ではツアープロは、FLWツアーのテーブルロック戦に出場するはずだったからです。洪水の影響で、試合がキャンセルとなり、急遽デルタ戦出場を決めたというのです。
 当然、プラは1日半しかできなかったそうですが、それでもわざわざ出たいと思うほどの魅力がデルタにはあるんですね。実際、クリフォードはここはバスフィッシングのディズニーランドだと言っていました。
 クリフォード・パーチはFLWツアー戦を優勝したばかりで、かなり乗りに乗っているオーラを出していました。昨年は家にも遊びに行かせてもらったりもしましたが、一緒に釣りをするのは初めてで、どんな釣りをするのか楽しみでした。
 朝イチにボートデッキの上にプッシュポールがあるのを見て、サイトをするのは間違いなさそうでしたが、向かった先はフランクトラクトと言って、比較的バスの魚影が濃く、しかも沖は比較的水深がある場所なのが救いでした。
 朝イチ、スタートは遅めの順番でしたが、目の前に見えるボートは次々と近づいてきて、あっさりの抜き去ります。軽く15台は抜き去ったと思います。ツアープロは走りもさすがです。ポイントに着くと、とにかく静かに釣るのが印象的でした。タイドが高い午前は、前日に見つけておいたベッドを遠くからブラインドでしっかり狙い撃って確実に仕留めていきます。タイドが低くなってからも、エレキでバスを警戒させないよう、プッシュポールとパワーポールを使って、可能な限り遠くからアプローチしているのが印象的でした。26ポンドを超えるウェイトをキャッチしてからは、明日以降に釣るバスのベッド探しで、見つけたバスはGPSで記録するのではなく、紙にアシの形やウィードの位置なども一緒にメモしていました。
 もう一つ驚いたのは、ボクには全く見えないバスがクリフォードには見えている点です。バスを見つけるのもうまいというか早いというか、決して、行きすぎて「あ、あんなとこにおった(ベッドがあった)!」みたいな失態はやりません。姿勢を低くすると同時にパワーポールを下ろし、とにかく静かな釣りでした。
 ボクはというと、サイトの邪魔をしないように午前はアシを撃って、その後は沖に向かってライトリグで釣りました。特にタイドが下がってからは、ワームが底についてしまわないように、ノーシンカーのワッキーで、浮かさず沈めずでミドスト風にして釣りました。キーパーは8匹ぐらい釣ったでしょうか?
 終了間際に帰る途中で立ち寄った最後の場所で、ノーマンミドルNで入れ替えをキャッチして、なんとか11位で悪くないスタートを切ることができました。

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キーワードは”HUNT”


 B.A.S.S.TIMESに興味深い広告を見つけました。それがhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/post_2a32.html”>バンディットの新製品スクエアビルの広告です。キャッチコピーは大きく”BORN to HUNT”とあります。このHUNTという表現は以前http://granbass-blog.teckellure.com/2010/12/post_eed3.html”>ジョン・クルーが使っていて、ボクもブログで紹介しましたが、http://granbass-blog.teckellure.com/2010/11/kvd_d15a.html”>KVDもよく聞いてみるとやはりHUNT AROUNDという表現を使っています。
 HUNTといえば、「狩りをする」という動詞ですが、「猟犬が獲物を追う、捜索する」という意味もあって、さらに猟犬がニオイをたどりながら首を左右に振りながら進む様子から「左右に揺れる」なんていう意味があるようです。つまり、HUNTとは、日本でいうところの「チドる」という意味になるわけですね。
 たしかに、最近はこのHUNTという言葉をよく耳にします。アメリカではHUNTは今後の重要なキーワードの一つといってもいいでしょう。

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今や常識?


 ちょうど昨年のデルタ戦で、バブ・トッシュが発症したhttp://granbass-blog.teckellure.com/2010/06/post_e53f.html”>ベル麻痺について書きましたが、今回の試合で初日のパートナーとなったFLWツアープロのクリフォード・パーチは、ボートドライブ中は必ず耳栓をしているのが印象的でした。最近では耳栓をしている人もちょくちょく見かけます。
 ボクは耳栓ほどの効果はないかもしれませんが、直接風が耳に入ってこないように、バフを被って対応しています。特に日本はこれからの時期、湿度が高いので、ベル麻痺になりたくない人は、しっかり対策した方がいいかもしれません。

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神風吹かず・・・


 最終日が終了しました。結果はスモールキーパー3匹で、8位でフィニッシュでした。予報&期待は外れて風は吹きませんでした。決勝はプロの1位とコアングラーの1位がペアを組むので、結局サイトフィッシングで押し通されて、手も足も出ない感じでした。今までで最も優勝するのが簡単なウェイトで良かったにもかかわらず、あの状況でもう1回チャンスをやると言われても釣る自信がありません。風さえ吹けば、絶対に釣る自信があったのですが、レンジャーボートが手に届きそうで、届きませんでした。ミスもなく、精一杯頑張ったので、結果には満足です。
 プロ部門も上位はサイト組が独占で、バブは4位でフィニッシュでした。

トップ通過


 なんと予選をトップで通過できました。予選は通過できたとは確信できたんですが、まさかトップに立つとは意外というか、正直ビックリです。後ろのコアングラーはやはり全体的に厳しい試合展開のようです。
 1位で最終日を迎えるのはやはりストレーンのデルタ戦以来です。あのときは緊張して自滅したんですが、今回はあんまり気負いはなくて、リラックスしています。自分のスタイルで釣るだけです。明日は気温がガクンと華氏で20度ぐらい落ちて、強風になる予報です。サイト組は不利になるでしょう。詳しいレポートはまたしたいと思います。

エバースタート・デルタ戦初日終了


 初日が終了しました。今日のパートナーはなんとクリフ・パーチでした。本来ならFLWツアーのテーブルロックレイク戦のはずなんですが、中止になったので急遽参加を決めたそうです。
 詳しい内容は改めて書きたいと思いますが、さすがはツアープロという貫禄を見せられました。先月のツアー戦で優勝したばかりで乗りに乗っているのか、プラは1日半しかできなかったといいながら、きっちり結果を出しました。
 ボクはというと、ノーミスだったんですが、デカイのは混じらず、13ポンド9オンスで目標にしていた1日15ポンドには届きませんでした。それでも現在は11位スタートです。明日なんとか一つでも上に上がって、決勝の3日目に進みたいです。

今日も不発


 今日はバブとプラをしました。長年デルタで釣りをしているバブですら行ったことがないエリアを新規開拓に行きました。見たことない景色で、まるで違う釣り場で釣りをしているような感じでした。おいしそうなカバーがいっぱいあって、フロッグを投げずにはいられず、ひたすらキャストを繰り返しましたが、釣れたのはノンキー一匹でした。
 それでも試合ではフロッグを投げてしまうんでしょうね。なんかデカイのが釣れそうな気がするんですよねぇ。プラは明日で終了です。気温はグングン上昇しています。明日でなんとかもう少し確率の高い釣り方も見つけないと・・・。

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今日ものんびり


 トーナメント明けの今日は休養をとりました。今までだったらぶっ続けの10日間ぐらい平気だったんですが、さすがに40歳になると、体力の衰えを感じます。昨日はフロッグを投げまくったせいで、肘や手首にも痛みが出てきました。だいたい、やるべきことは分かったし、今日から試合にかけて気温がぐんぐん上がりそうな感じなので、体力温存作戦です。
 試合中は食事も偏り気味で栄養バランスが悪いので、今日はバブ達とお気に入りのチャイニーズレストランに行き、たっぷり野菜をとりました。プールでアクションテストをしながら、タックルの準備をして、イメージトレーニングはバッチリなんですが、あとはパートナーしだいです。

アングラーズチョイス終了


 昨日、2日目のアングラーズチョイスが終了しました。結果から言うと、ボク達は2人がかりでやっとこさの5本リミットに成功。1匹もキッカーは混じらず、5本で9.67ポンドというデルタらしくないウェイトでした。トータルでは20位でフィニッシュして、賞金圏に入ることもできませんでした。
 今回の試合は来週からの試合のいいプラになりました。デカイバスを釣っている人たちのルアーはだいたい共通していて、手堅くリミットを狙いにいってもかなり苦戦します。出場者の半数近くが二日間で20ポンドを超えていません。優勝でも40ポンドに届きませんでした。
 ザックは惜しくも2位で、惜しくも優勝を逃しました。優勝者は初日は1匹も釣れなかったのに、アマチュアが5本釣って21ポンドを超え、2日目もアマチュアが7ポンドのキッカーを釣ってくれたそうです。こんな珍事が起こるのもプロ・アマ、シェアウェイトの面白いところです。

アングラーズチョイス初日終了


 アングラーズチョイスのプロアマ戦の初日が終了しました。結果は平凡な16.25ポンドでした。ボクはフロッグで2匹、スピナーベイトで2匹、ドロップショットで1匹、ジグヘッドワッキーで2匹のキーパーを釣りましたが、どれも小さかったです。ウェインできた魚は5匹中2匹でした。
 実はフロッグでのちょっとしたコツを見つけて、連続3バイトとって2匹をキャッチ。パートナーにアドバイスをしたら、パートナーがフロッグで8ポンドのビッグフィッシュをキャッチしました。そんなわけで、ほとんどフロッグを投げまくった1日でした。

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