日別アーカイブ: 2011年5月29日

心臓に毛の生えたウッチー


P1020681  27日はウッチーと琵琶湖に出たと報告しました。二人してフロッグを投げ倒してきたんですが、ウッチーは今度ダイワから発売予定のプロトのDフロッグをキャストしていました。
 フロッグって、バイトがあっても乗らないイメージが強いですが、経験値を積む(心臓を鍛える)と、フッキング率ってけっこう高くなります。個人的には普通のワームの釣りやスピナーベイトなどとフッキング率は大きく変わらないと思います。ただ、バイトが強烈なだけに、「逃した魚はデカイ」となってしまうわけです。
P1020676  バスの口に一度はフロッグがスッポリ入らないとフッキング動作に移ることもできませんから、不意打ちバイトでもビックリアワセをしてはいけません。PEラインは伸びがありませんから、バスが違和感を感じるとフロッグをはき出してしまうので、バイトと同時にラインを送り込んで、バスがフロッグを持っていったのを確認してから、全身を使ってのフッキングとなります。
 頭では分かっていても、「ココで出そう」なんて思っていても、激しいバイトだと、思い通りのフッキングはなかなか決まらないものですが、ウッチーのフッキングは完璧でした。慌てず、ラインを送り込んで、ラインが走るのを目で確認してから、ラインの方向に対して反対方向に、ロッドのトルクを最大限生かした力強いフッキングを決めていて、この日のキャッチ率は100%でした。まさにボクが目指す理想のフッキングでした。
P1020677  フロッグはバスフィッシングの面白さの要素が凝縮した釣りだと思っています。キャストの精度が求められ、アクションの付け方でバイトの数に差が出て、フッキングに経験値の差が大きく出ます。バイトは強烈で、比較的釣れるサイズはデカイ。ピンスポットに正確にキャストを決め、フロッグを首振りさせると、ドカン。そして完璧にフッキングが決まった瞬間の感覚は一度経験すると、もう中毒になるはずです。フロッグをやってみたい、マスターしたいという人は、ウッチーガイド、オススメですよ。