アーロン・マーテンスのシグネーチャーモデルのスピナーベイト、デイヴィス・ベイトのプロバイブ・Xワイヤースピナーベイトを手に入れました。
このスピナーベイトの最大の特徴はテーパー状になったワイヤーシャフトで、ヘッドの部分が1.0mm径で、アッパーアームの先端付近で0.8mm径に細くなっています。つまり、丈夫だけどワイヤーのたわみによるバイブレーション効果は大きいというわけです。引き心地やフッキング率を考えると、ワイヤーは細い方がいいですが、デカイバスを1匹釣るとワイヤーはグニャグニャになってしまいますし、40cmクラスでも数匹釣ると、いつ折れるか不安なので、それ以上使い続けることができません。その点、このワイヤーなら安心感があります。このテーパー状のワイヤーシャフトはスタンレーがパテントを取得しているはずなんですが・・・。
今年のバスマスタークラシックでは、アーロンは初日、このスピナーベイトのコロラド/ウィロータイプで釣ってトップに立っていました。
ヘッドは薄い形状が特徴で、フックの位置に対して、かなり低重心なバランスとなっていて、根掛かりしにくい効果があるそうです。フックはマスタッド製で、価格は約10ドルです。アメリカのスピナーベイトも最近は値段が高くなってきましたね。
http://www.davisbait.com/
月別アーカイブ: 2011年6月
小さくても嬉しい
さっそくコピーが・・・
先日、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/06/2011_f9d3.html”>アメリカでメガバスのワンテンが大流行中と紹介しましたが、そうなれば当然のように出てくるのがコピー商品です。日本もアメリカも似たようなものですが、日本は遠慮というか、プライドというか、さすがに丸コピーはせずに、いろいろなアレンジをしてきますが、アメリカは露骨です。
デイブズ・カスタムベイツはカスタムリペイントやバルサクランクを販売するローカルブランドですが、最近ブラック・マーケット110という意味深なジャークベイトを発売しました。写真を見れば一目瞭然ですが、ワンテンそっくりです。そして、値段も強気な20ドルです。それでもアメリカではワンテンよりは安いですが・・・。
すごいのはこのデイブズ・カスタムベイツのオーナーであり、ペインターでもあるデヴィッド・ライアン自身が3月10-12日に開催されたエバースタート・レイク・オブ・ザ・オザークス戦で、このそっくりさんを使って優勝してしまったのです。この日程はワンテン祭りとなったFLWツアー、ビーバーレイク戦の翌週の出来事でした。
http://www.davescustombaits.com/
危機感の温度差
命がけ、やっぱり怖いトーナメント
2011年大ヒットのルアーは? その2
今季のhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/06/2011_37ae.html”>大ヒットルアーはメガバスのワンテンミノーだと紹介しましたが、そのきっかけとなるFLWツアー・ビーバーレイク戦のテレビ放送の模様はご覧いただけましたでしょうか? この試合はまさにワンテンミノーのためのプロモーションビデオのような試合となりました。放送は終始ワンテンが繰り返し登場し、まさに”ワンテン祭り”と呼べるものでした。この試合で賞金圏の50位以内に入った人のほとんどが少なからずワンテンをキャストしたと言われるぐらいですから・・・。
この試合は1位~5位すべての選手がワンテンをメインにキャストしていました。優勝のブライアン・スリフトはダミキのプロスタッフで、ダミキにはワンテンを意識したようなスリムジャック・ジャークベイトがありますが、それでもワンテンを使っていました。2位のステイシー・キングはジャークベイトの使い手としても有名で、自身のシグネーチャーモデルのラッキークラフトによるバスプロショップ限定のSKジャークがあるにもかかわらず、ワンテンミノーを使っていました。トップ10には入りませんでしたが、25位入賞のブレット・ハイト(エバーグリーンのプロスタッフ)がバスをキャッチするシーンもテレビでチラッと登場しますが、ヒットルアーはワンテンが写っています。さすがに、これは説得力があります。
2011年大ヒットのルアーは? その1
毎年、アメリカではトーナメントシーンから爆発的な大ヒットルアーが生まれます。そのほとんどは、ウィナーのコメントからではなく、テレビの放映がきっかけとなります。自身のスポンサーメーカーのルアーを使ったとリップサービスで言っても、実際は使っていないことも多いですが、動画は真実を語ります。
今季の大ヒットルアーは?と聞かれたら、多くの人がKVDクランクと答えるでしょう。事実、KVDクランクはクラシックのウィニングルアーにもなって、話題のルアーの一つです。ただ、インパクトはそれほど大きくはないというのがボクの個人的な感想です。KVDクランクは見る人が見れば、RCクランクのコピーだというのは一目瞭然です。2位のアーロン・マーテンスがRCクランクを使っていたように、RCクランクって、やはり名品だということを証明したようなものでした。もちろん、RCクランクの半値以下でKVDクランクが買えるので、ヒットしているのは紛れもない事実ですが・・・。
それでは、今季もっともインパクトを与えた大ヒットルアーは? と聞かれたら、ボクならメガバスのワンテンミノーだと答えます。まずはFLWツアーのビーバーレイク戦のテレビ放送を見てください。
http://www.flwoutdoors.com/flwondemand.cfm?cs=flwtv&vid=12256
Dフロッグの発売は?
圧巻のサイズ
5月2日、レイク・ハバスでワールドレコードクラスのレッドイアー(シェルクラッカー)が釣れたというニュースを目にしました。写真を見て、その圧巻のサイズにビックリです。ヒットルアーは7インチパワーワームのテキサスリグだったそうです。
レッドイアーとは別名シェルクラッカーとも呼ばれ、ブルーギルなどと同じサンフィッシュ系です。エラブタの青いところに赤い縁があるのが特徴だそうです。これまでの公式のワールドレコードは1998年にサウスキャロライナ州でキャッチされた5ポンド7オンスだったそうですが、この魚は5ポンド8オンスあったそうです。ちなみにIGFAのルールでは、栗田氏のバスもタイ記録として認定されたように、25ポンド以下の魚の場合は2オンス以上重くなければいけないので、タイ記録と処理されるみたいです。
この写真を見て思い出したんですが、ボクもレイク・ハバスでこのレッドイアーを釣ったことがありました。http://granbass-blog.teckellure.com/2009/03/post_59cd_1.html”>当時のブログではブルーギルと書いていますが、間違いなくレッドイアーですね。あのサイズでもビックリでしたが、5ポンドにまで育つんですね。
http://www.fieldandstream.com/photos/gallery/fishing/2011/05/world-record-sunfish-redear-lake-havasu-arizona