危機感の温度差


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   週末の野尻湖は本当にすごい数の釣り人で賑わっていました。遠方からわざわざやってくるのは、そこにスモールマウスがいて、釣りを気持ちよく楽しむことができるからです。

 最近の野尻湖ではレンタルボートの組合による取り決めで、スポーニング期間中は、釣ったバスをライブウェルに入れてキープするのを自粛するようにお客さんにお願いしています。本当に素晴らしいことだと思います。できれば、スポーニング期間限定といわず、オールシーズンそうなってほしいものですが・・・。また、野尻湖だけでなく、他の釣り場でも同じような風潮が広がることを願っています。
 お客さんが来てくれるのは、野尻湖にスモールマウスがいてくれるからで、数が減って釣るのが難しくなってしまえば、今のようにはお客さんが来てくれなくなるということを地元の方々はよく理解しているようでした。
 一方の琵琶湖は相変わらずです。マリーナ&レンタルボート業者さんたちは、何の危機感も持っていないのでしょうか? 最近もあるガイドさんのブログで、マリーナ主催のトーナメントの模様が紹介されていましたが、ウェイインバッグを持たず、バスをランディングネットに入れて、検量待ちしている人たちの写真がアップされていました。目を覆いたくなるような光景ですが、そんな写真を平気でアップしてしまうガイドさんの無神経さにも愕然としました。そんなガイドを応援(スポンサー)するメーカーもどうかしてますが・・・。
 もちろん、すべてのマリーナやレンタル業者さん、ガイドさんがそうだとは言いません。特に最近は、一部のガイドさんを除けば、ガイドさんのブログで下品な”フンガー持ち”する写真を目にする機会はずいぶん減ったように思います。危機感を持ったガイドさんたちが個々に発信したり、所属のマリーナ関係者や駐艇会員に対して意識改革を進めていけば、琵琶湖は今よりもっとよくなると思うんですが・・・。

危機感の温度差」への4件のフィードバック

  1. 匿名

    琵琶湖はリリース禁止じゃないんですか?
    リリースできないのにバスを大切に扱おうなんて、意味が分かりません。

    返信
  2. もう中学生

    そのガイドは誰ですか?
    いっそ釣り禁止にすれば、大切な事に気付くんじゃないですか?

    返信

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