日別アーカイブ: 2011年5月25日

スイムジグと巻きラバの違い その3


 巻きラバはどちらかといえばフットボールジグは脇役で、シャッドテールワームが主役といったイメージがあります。ジグよりもはるかに大きなトレーラーを狙いの水深に届ける役目がジグで、スカートも太いトレーラーの頭部にくっついて、あまりなびいていません。
 一方のスイムジグはジグ自体の役目が大きな割合を占める感じです。ヘッドには目玉が付いているのがほとんどで、ジグ&トレーラー全体のシルエットが重要視されます。当然スカートのカラー(コンビネーション)もこだわります。トレーラーはシングルテールグラブやツインテールグラブなどのコンパクトなものが主流です。当然、スカートはトレーラーにピッタリくっつくことはなく、水流抵抗でユラユラなびきます。ロッドでアクションを加えたりもするので、スカートのアクションもバイト誘発に大きな役割があります。
 スイムジグの基本的な使い方は二つ。スピナーベイトのようにストレートリトリーブ(カバーにもガンガン当ててすり抜けさせていく)する方法と、シェイキングやトゥイッチングを繰り返して、誘いながらリトリーブする方法です。あくまで浅いレンジを釣るのが基本ですが、縦ストラクチャーに対して、一度底まで沈めて、一気に巻き上げる方法も有効みたいです。