今日は朝から強風で、プラは中止です。今晩レジストで明日からアングラーズ・チョイスのプロ・アマトーナメントです。もちろんボクはアマで出場です。実は出発の直前までウェイティングリストだったんですが、裏技を使って、無事にエントリーできます。

　アングラーズ・チョイスはシェアウェイトといって、プロとアマ２人で５匹を持ち帰るトーナメントです。つまり、ボクは寝ていて１匹も釣らなくても、クジ運さえ良くてプロがしっかり釣ってくれたら優勝できてしまいます。そんな試合ですから、ボクは１匹デカイのを釣って貢献するつもりで、小技は使わず、パンチとフロッグをメインで通してみようかななんて考えています。

　バスプロショップで気になっていたバスプロショップ限定モデルのKVDクランクのラトリンモデルとレッドアイシャッドのサイレントモデルを買ってみました。限定モデルといっても、わざわざ金型を作っているわけではなく、同じ金型を併用しているような感じです。

　どちらもパッケージから出してしまうと、特に何の表記もない上にカラーリングも全く同じなので、振ってみないと区別がつかないのは少し面倒です。

　今日は１日準備や買い物、録りダメしてもらっているバスマスターやFLWの番組を見たりしてのんびり過ごしました。

　アメリカ中部、東部は１日で１７０以上発生したトルネードの影響で、３００人近い人が亡くなったみたいです。地震や津波も怖いですが、こちらで流されているニュース映像で、為す術なく家々が破壊され、宙に舞っていく様子を見ると、自然の力の恐ろしさを改めて実感します。

　ところで、今日は最近、こちらに来ると必ず１回は行くOno Hawaian BBQでランチを食べました。カリフォルニアを中心に勢力拡大中のファストフードチェーンで、いろいろなランチプレートが人気です。テリヤキチキンやチキンカツといった日本っぽいメニューがあったり、こちらのBBQソースは甘めの焼き肉のたれの味で、どれも日本人の口によく合います。しょうゆも常備されていて、こちらの人は白ご飯にしょうゆをジャブジャブかけて食べています。ボクはハワイアンBBQミックスといって、BBQチキンとBBQビーフ、ショートリブ（カルビ）に白いご飯とマカロニサラダが付いたコンボを頼みました。

　カリフォルニアに来て、ありきたりのハンバーガーに飽きた人は、このハワイアンBBQにチャレンジしてみてください。ちなみに”Ono”はハワイ語で”おいしい”という意味らしいです。

　ただ今、アメリカ中部から南東部にかけて、とんでもない異常気象です。この時期はトルネードが発生しやすいのですが、それでも今年は当たり年みたいで、連日トルネードのニュースが流れているみたいです。先週にはノースキャロライナ州だけで１日に40以上のトルネードが発生したり、今日１日だけでも100以上のトルネードが発生したみたいです。もちろん、死人も出ています。また、サンダーストームで洪水が起きているところもあるみたいです。

　そんなわけで、明日から開催予定だったバスマスターセントラルオープン（テーブルロック戦）は大増水のため延期になったみたいです。わざわざ日本から行っている人は、踏んだり蹴ったりですね。

　こちらカリフォルニアは平和そのものですが、それでも今年の冬はかなり雨や雪（山間部）が降ったみたいで、毎年減水で困っているダム湖はどこも満水のようです。デルタの水位も高めでした。

　今日は５時間ぐらいですが、プラにバブと出かけました。本命ポイントは触らなかったとはいえ、予想よりはるかに厳しい状況で、今日はキーパーは１匹も釣れませんでした。初のデルタ・フィッシュは今年初のフロッグフィッシュでした。といっても、かなり小さいですが・・・。

　フロッグは小さい魚ほどフッキングさせるのは難しく、ビックリアワセではまずフッキングできません。そういう意味では久しぶりのフロッグのバイトでもしっかり待てたので、一安心です。

　アメリカでは日焼け対策が年々ポピュラーになっている感じで、ボク自身バフを使い始めたころは、「なんじゃそれ？」って感じで笑われることも多かったですが、最近ではバフをしている人を釣り場でちょくちょく見かけるようになりました。

　今回バスプロショップで、以前から気になっていたコロンビアのオムニシェイドのグローブを買ってみました。これで日焼け対策は万全です。今日、さっそく使ってみましたが、なかなかいい感じでした。

　時差ボケ気味ですが、無事にカリフォルニアに到着しました。いつ来ても、こちらの日差しは眩しいです。

　早速、カリフォルニア州のフィッシングライセンスを117ドルで買って、プリペイドの携帯に100ドル分をチャージして、軽く買い物して、あっという間に今日１日で300ドル超えの出費です。

　今日はこれからウォールマートで日用品や花粉の薬、飲み物や食料を買いに行きます。

　最近、ブログが手抜き気味という指摘をよく受けます。来週にはアメリカなんですが、忙しくって、全く準備ができていません。かなりピンチです。そんなわけで、いろいろネタはあるんですが、ブログは最小限の時間しか割けない状態です。でも、どうしてもスルーできないビッグニュースが今週早々に入ってきましたので紹介します。

　なんとアイクがラパラ＆VMCと契約したそうです。正直、ビックリです。ラパラといえば、世界最大の売り上げを誇るルアーメーカーです。ラパラ/VMCグループの傘下には同じくハードルアーのストームやルハージャンセン、ワイヤーベイト系のターミネーター、ソフトルアーメーカーのトリガーX、ラインのサフィックスなどがあります。

　アイクはすでにラパラの最大のライバルとも言えるピュアフィッシングとも契約をしています。ピュアフィッシングはハードルアーこそ手薄で、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/post_efc0.html”>最近セビルを買収したばかりですが、ソフトルアーはバークレーがあり、最近アイクモデルのデビルズスピアが発売されたばかりです。ラインもアイクはバークレーと契約しています。

　釣り具界の両巨頭であるラパラグループとピュアフィッシングを同時に契約しているプロなんて、あまり記憶にありません。ラパラとしてもかなり異例の待遇での契約といえるでしょう。http://granbass-blog.teckellure.com/2007/02/post_4311.html”>過去にはラパラはターミネーターを買収した際にスキートを切るという事件もありましたが・・・。それほどアイクが大物であるという証でしょう。

　昨年まではアイクはハードルアーはレーザールアーと契約をしていましたが、すでにレーザールアー社のホームページにアイクの名前はなく、契約は終わっていると思われます。もしかしたら、もう会社自体が終わっているかも・・・。

　週末にルイジアナ州トレドベンドで行われたB.A.S.S.エリートシリーズ第４戦は最終日、ジェラルド・スウィンドルの猛追で辛くも１オンス差でディーン・ロハスが優勝という幕切れでした。

　最近はフロッグの達人というイメージが強くなってしまいましたが、ディーンといえば、サイトフィッシングの名手でもあります。ただ、サイトフィッシングのパターンはタイミングや風などの問題もあって、なかなか４日間のトーナメントで優勝するのは難しいのも事実で、ディーンにとっては久しぶりのサイトフィッシングでの優勝でした。

　今回のウィニングルアーはビッグバイトベイツのウォーマウスという彼のシグネーチャーモデルの新作でした。実はディーンはこのプロトタイプを使って、昨シーズンのスミスマウンテン・レイク戦でも３位、今年のFLWオープンのオキチョビー戦でも８位になっているそうです。

　ウォーマウスはボクも昨年釣ったhttp://granbass-blog.teckellure.com/2010/10/post_9981.html”>あの魚の名前ですが、いわゆるブルーギル系のフラットボディーに小さなツインテールが付いた全長3.5インチのワームです。これを縦刺しではなく、横刺しにしてテキサスリグで使うそうで、グライドフォールするそうです。しかも、ツインテールの抵抗のおかげで、この手のワームにありがちなスパイラルフォールを抑制するそうです。

　ボクはサイトフィッシングには興味ありませんが、パンチングで使ってみたいです。価格は４本入りで4.99ドルだそうです。