日別アーカイブ: 2011年5月21日

スイムジグ”マツラバ”


P1020612_2   19日は琵琶湖ガイドのMBLOW松下君にマツラバの釣りを教えてもらいに行ってきました。マツラバは正統派のスイムジグです。松下君自身、2008年にFLWイースタンシリーズにコアングラーでフル参戦し、その際にプロの本場のスイムジグテクニックを見て、この釣りをマスターしようと思ったそうです。
 ボクも2008年にはスイムジグに関して、いろいろ書いたことがありますが、あれから3年目。今はほとんどすべてのジグメーカーがスイムジグを販売するまでになって、ジグの一つのカテゴリーとなっています。その間、松下君もしっかりスイムジグで釣り込んで、マツラバの試作を繰り返して、ようやく今季販売を開始したというわけです。
 ちなみに2008年当時のボクは”スイミングジグ”と表記していますが、アメリカでは”スイムジグ”と表記するのが正しいみたいです。どうでもいいようなことかもしれませんが、スイミングワームとスイムベイトの違いみたいなものでしょうか。
P1020631  マツラバが正統派のスイムジグと書いたのは、なんといってもすり抜け重視の30度アイフックを使用している点です。3/8オンスながら、スキッピングがしやすいように、ウェイトはワームキーパー部にまで分散して、後方重心となっています。その分、浮き上がりとスイム姿勢の保持のために、ヘッドの下部に水の抵抗を受けるカップ状のデザインが施されています。ブラシガードも少なめの軟らかめで、フッキングの妨げにならないようになっています。
P1020632  スカートはいわゆる”ウォーイーグル巻き”の外向きだけのハンドタイイングで、スカートはなびきやすく、スキッピング時の抵抗にもならないように工夫されています。本当に感心させられっぱなしで、ちょっとスイムジグをかじった程度ではないことがよく分かりました(アメリカのメーカーでも流行りに便乗して出しているメーカーが多いのが現状)。それだけに、松下君の解説には自信のようなものがみなぎっていました。間違いなく日本のスイムジグの第一人者でしょう。
P1020620  実はスイムジグがアメリカで流行っているとはいえ、ボクがよく行く西海岸では、まだまだスイムジグをやり込んでいるアングラーが少ないのが現状で、実際にスイムジグで釣るプロは1度しか見たことがありません。どちらかといえば、チャターベイトの方が圧倒的に流行っているような感じです。そのため、ボク自身もスイムジグを正しく理解できていなかったというか、有効性、必要性を見いだせないでいました。今回、松下君と釣りをして、ようやく開眼しました。
過去のスイムジグネタ
http://granbass-blog.teckellure.com/2008/02/post_8784.html”>http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2008/02/post_8784.html
http://granbass-blog.teckellure.com/2008/02/post_1bdb.html”>http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2008/02/post_1bdb.html
http://granbass-blog.teckellure.com/2008/02/3_a076.html”>http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2008/02/3_a076.html
http://granbass-blog.teckellure.com/2008/02/post_4ae6.html”>http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2008/02/post_4ae6.html