日別アーカイブ: 2011年5月14日

エバースタート初日レポート


 エバースタート・デルタ戦の初日のパートナーはなんとクリフォード・パーチでした。レジストの席がちょうどボクの目の前だったので、ビックリしました。というのも、本来この日程ではツアープロは、FLWツアーのテーブルロック戦に出場するはずだったからです。洪水の影響で、試合がキャンセルとなり、急遽デルタ戦出場を決めたというのです。
 当然、プラは1日半しかできなかったそうですが、それでもわざわざ出たいと思うほどの魅力がデルタにはあるんですね。実際、クリフォードはここはバスフィッシングのディズニーランドだと言っていました。
 クリフォード・パーチはFLWツアー戦を優勝したばかりで、かなり乗りに乗っているオーラを出していました。昨年は家にも遊びに行かせてもらったりもしましたが、一緒に釣りをするのは初めてで、どんな釣りをするのか楽しみでした。
 朝イチにボートデッキの上にプッシュポールがあるのを見て、サイトをするのは間違いなさそうでしたが、向かった先はフランクトラクトと言って、比較的バスの魚影が濃く、しかも沖は比較的水深がある場所なのが救いでした。
 朝イチ、スタートは遅めの順番でしたが、目の前に見えるボートは次々と近づいてきて、あっさりの抜き去ります。軽く15台は抜き去ったと思います。ツアープロは走りもさすがです。ポイントに着くと、とにかく静かに釣るのが印象的でした。タイドが高い午前は、前日に見つけておいたベッドを遠くからブラインドでしっかり狙い撃って確実に仕留めていきます。タイドが低くなってからも、エレキでバスを警戒させないよう、プッシュポールとパワーポールを使って、可能な限り遠くからアプローチしているのが印象的でした。26ポンドを超えるウェイトをキャッチしてからは、明日以降に釣るバスのベッド探しで、見つけたバスはGPSで記録するのではなく、紙にアシの形やウィードの位置なども一緒にメモしていました。
 もう一つ驚いたのは、ボクには全く見えないバスがクリフォードには見えている点です。バスを見つけるのもうまいというか早いというか、決して、行きすぎて「あ、あんなとこにおった(ベッドがあった)!」みたいな失態はやりません。姿勢を低くすると同時にパワーポールを下ろし、とにかく静かな釣りでした。
 ボクはというと、サイトの邪魔をしないように午前はアシを撃って、その後は沖に向かってライトリグで釣りました。特にタイドが下がってからは、ワームが底についてしまわないように、ノーシンカーのワッキーで、浮かさず沈めずでミドスト風にして釣りました。キーパーは8匹ぐらい釣ったでしょうか?
 終了間際に帰る途中で立ち寄った最後の場所で、ノーマンミドルNで入れ替えをキャッチして、なんとか11位で悪くないスタートを切ることができました。

P1020547