コ・アングラーについて その1


 最近、ちょっと話題になっているコ・アングラーに関するネタですが、ボクの認識とは少し違うかな?と感じることがありました。ボクが感じた話、実際にアメリカで話題になった話など、もう少し詳しく紹介したいと思います。この件はボクが以前からいつかは紹介したいと思っていた内容なので、けっこう長く続きます。文字だらけの退屈な内容ですので、興味がない方はすっ飛ばしてください。もちろん、中にはコ・アングラーで参加された方で「異議あり!」と反論される方もおられるでしょうが、ボクの個人的な主観だとお許しください。もちろん、コメントは大歓迎です。
 アメリカのトーナメントはボーターとノンボーターが同船する方法が普及しています。特に高額な賞金が掛かっているトーナメントにおいては、不正を防ぐ上でもオブザーバーとしてコ・アングラー(ノンボーター)を同船させるのは必要不可欠です。ボーターとコ・アングラーは抽選で毎日違う組み合わせとなります。この方式は非常に賢いやり方だと思います。業界にとってはアマチュア選手たちの底上げ効果があるからです。日本のトーナメント団体もぜひ採用するべきだと思います。
 コ・アングラーはプロの本気の釣りを間近で見ることができるので、バスフィッシングをより深く学ぶことができますし、プロが使っているタックルやルアー、ボート等を見て、さらにアドバイスを聞いて自身の購入基準にしています。コ・アングラーの優勝にバスボートが賞品としてよく出されるのも、「これを機会にプロへステップアップしなさい」という意味が込められていると思います。コ・アングラーの中には将来プロを目指している人もいますし、単にプロと同船して釣りを楽しもうという人もいます。コ・アングラーが参加することでトーナメントの参加人数は単純に倍になるので、宿泊や飲食等で、地元へ落ちるお金も大きくなるので、各自治体も積極的にトーナメントを誘致してくれます。
 ただ、コ・アングラーはあくまでオブザーバーです。プロによってはコ・アングラーは完全に素人扱いです。実際、コ・アングラーの中には仕事をリタイアして、最近バスフィッシングを覚えたという程度のキャストもままならないおじいさんも数多く出ています。「フリッピングはできるか? ドロップショットはできるか?」なんてプロから言われることだってあります。コ・アングラーはガイド代を払って釣りをする程度の気軽なスタンスで誰でも釣りを楽しむことができるのです。
 コ・アングラーはバックシートで遠慮しながら釣りをしなければなりません。プロによっては投げるルアーを制限する人や持ち込むロッド数まで制限する人までいます。あからさまに不利なボートディスタンスをとる人もいます。あまり釣る気満々のオーラを出していると怒られることもあります。プロの言い分は「高いエントリーフィー(リスク)を払って、プロで参戦しているのに、バックシーターに釣られてはたまらない」というわけです。サイトフィッシングのパートナーと組んでしまうと、ジッと待っていないといけません。プロより先にリミットメイクに成功して入れ替えまでしたら、不機嫌になって、「もういいだろう」と釣りを止めるように言われたことだってあります。根掛かりさせても、ルアーを回収に行ってくれないことだってあります。
 もちろん、すべてのプロがこんな意地悪な感じではありません。むしろ、いい人の方が多く?、同船をきっかけに友達になったり、次回のトーナメントでプラクティスに誘われたりすることだってあります。ただ、コ・アングラーはあくまで付属のアングラーであることに違いありません。

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