日別アーカイブ: 2009年2月8日

マイ注目ルアー at fishing show


 フィッシングショー大阪に行ってきました。毎年、いろいろな人と会えて話ができるのが楽しみですが、いつも、帰ってから喉を痛めてしまいます。会場内では、空気が悪い上についつい大声を出してしゃべってしまうからです。
 年々面白いものが減っているなんて声も聞きますが、ボクは個人的な視点で色々新製品が出るのを楽しみにしています。今年のショーで特に気になったのは2つです。
Imgp8016  一つめはエバーグリーンの”シャワーブローズ”です。一目でコットンコーデルのペンシルポッパーを意識しているのが分かりますね。実はアメリカで今、ペンシルポッパーはかなり人気です。圧倒的な飛距離と、動かしやすく、大きなラトル音でビッグフィッシュを水面まで引っ張り出す強いアピール力が人気です。
 ただ、ペンシルポッパーはカラーバリエーションが少なく、サイズの割に2フックなので、バイトしてもフッキングしなかったり、バレることも多く、その点を改良したルアーはすでにアメリカのマーケットでは求められていました。実際、何人ものアメリカ人から「3フックのペンシルポッパーを作ってくれるメーカーはないか?」と聞かれたものです(イッシュもその1人)。さすがはエリートを転戦する清水盛三さんです。最近はアメリカの試合で自分が使いたいものというコンセプトで作っているものが目立ちますね。当然、あのカラーもラインナップされていますね。
 シャワーブローズは発売されたら、アメリカでも話題になるかもしれませんね。ボクもぜひ使ってみたいです。ラトル音がスーパースプークやヴィクセンに比べてどうなのかも興味あります。ただ、個人的にはもう少し大きい方がよかったような気がしますが・・・。サイズは12.5cmということで、ペンシルポッパー(15cm超)に比べると小さくなっています。ちなみにスーパースプークも約12.5cmです。日本のマーケットも意識して妥協したのか、アメリカでもこのサイズで十分と思ったのか、どっちなんでしょうか?
 もう一つは、まだ名前がなかったと思いますが、デプスのブースで展示されていたプロトのニューコンセプトジグです。最近は新しいカテゴリーのルアーって、なかなか出てきませんが、これは個人的には興味津々です。スクリューベイト(これも新カテゴリーでした)がアリなら、これもアリでしょうね。
Imgp8021  最近の琵琶湖はフットボールジグのスイミングが定番ですが、アメリカンなボクには抵抗感がなさすぎて、まったく釣れそうな気がしません。アメリカでは定番なチャターベイトを投げてみるのですが、琵琶湖のバスは不思議とチャターベイトでは釣れません。琵琶湖をよく知るガイドさんたちの話では、琵琶湖のバスは波動が大きすぎるものには、すぐにスレてしまうから、いわゆる”微波動”なものが調子がいいんだそうです。アメリカンなクランクよりもタイトなクランクが釣れるのもそのためなんだそうです。
 ということで、このニューコンセプトジグはチャターベイトほど強すぎず、何も付いていないフットボールヘッドよりは抵抗感もあって、スローリトリーブでもレンジコントロールがしやすく、まさにボク向きのジグという気がしたというわけです。スイミング中にユラユラ動きそうなスカートが付いていて、これなら釣れるまで挫けずに巻き続けられそうな気がするのです。今年すでに初釣りで完全なNBNFを食らってしまいましたが、これならボクでも釣れるかも・・・。