月別アーカイブ: 2009年1月

ジョッシュおじさんも・・・


4flexxcs  今季、アメリカの流行の一つ、リップレスジョイントスイムベイトがアンクル・ジョッシュからも発売されました。なんかアンクルジョッシュっぽくなく、突然出た感じですね。
 4フレックスシャッドは文字通り3連結で4つのボディがジョイントとなったルアーです。SPROのBBZ1シャッドとの違いはヘッド部がジョイントになっているところです。頭部の連結部はエラをイメージして赤く塗られているので、ヘッドが揺れると、赤いエラがチラチラ見えて、呼吸する魚をうまくイメージできそうです。
 4インチサイズのスローシンキングモデルで、価格は21.99ドルとなっています。カラーは流行のセクシーシャッド系、チャートリュースシャッド系がしっかりラインナップされています。

RCシリーズの新色


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 ラッキークラフトのオフィシャル情報サイトのThe Daily Crankに、嬉しいニュースが載っていました。ボクの一軍ルアーの一つ、RC1.5に新色が出るようです。どちらも釣れそうなカラーです。

 写真の2色で、左がトマトシャッド、右がゴースト・チャートリュース・パーチというそうです。RCシリーズは発売当初はちょっと安っぽい感じのカラーが多かったのですが、最近はいいカラーが続々と登場しています。ただ、未だにクロー系のレッドが発売されないのは、不思議な感じです。きっと、リック・クラン自身がシークレットで使うために、ストップを掛けているとしか思えませんね。

RCシリーズがラトルイン


1546552_i691230  ちょっと、バスプロショップを見ない間に、RCシリーズが大増殖していました。まずはレギュラーのRCシリーズの1.5、2.5、3.5サイズとディープダイビングタイプの1.5、2.5、3.5がラトリンタイプとなって発売されたようです。

 サイレントモデルが売りだったRCシリーズですが、ラトリンタイプも個人的には気になります。もちろん、ボクの大好きなRC1.5は要チェックです。モールドもそのまま、メインウェイトもそのままで、ラトルを入れただけなのか、モールドから新しいのかも気になるところです。
 肝心のラトルはどんなサウンドになっているんでしょうか? コトコト音、カンカン音、ドゥンドゥン音、ジャラジャラ音・・・。リック・クランがどんな音をリクエストしたのかも興味深いところです。
 もう一つはRC1.5のディープ・ノッカーというタイプも発売されたようです。こちらは名前だけ聞くと、ディープダイビングでボトムノッキングするようなルアーを連想しますが、ノーマルのRC1.5のワンノッカーラトルモデルのようです。どんなディープな音なのか、こちらも気になります。来週のフィッシングショーで展示してないかな?  それにしても、RCシリーズだけでもすごいアイテム数になってしまいますね。リッククラン自身も使い分けができるんでしょうか?

エコなチャージャー


53303103  バスプロショップで何か面白いものがないかとネットを見ていたら面白いものを発見しました。それは太陽光発電によるバッテリーチャージャーです。SUNSEIというメーカーのSE-500ソーラー・バッテリー・メインテナーというもので、価格も100ドルを切るお手頃価格となっています。
 ウォータープルーフ構造で、曇り空でも発電が可能ということです。これさえあれば、ボート上で繋ぎっぱなしで、釣りをすれば、バッテリーの減りを軽減することも可能ですし、連泊で釣りをする場合なら、電源が近くになくてもスペアのバッテリーをチャージすることも可能かもしれません。充電効率がどれくらいかは分かりませんが、とってもエコな商品だと思いませんか?

気になるワームメーカー


 日本では全くの無名なメーカーですが、個人的に気になっているメーカーがJDCベイツです。ここの製品は、ちょっと変わっていて、なんとなく玄人受けしそうなものが揃っています。
Rkrawbbqsauce  なかでも、特に欲しいと思っているのがロックローです。スペルはRocKrawで、日本のロッククローとは少し違います。本物から型を取ったようなリアルなボディにテール部をセンコー風に延長させたデザインが特徴で、マテリアルには塩がたっぷり混入されていてノーシンカーで水平フォールするそうです。サイズは3サイズで2.5インチが4g、3.5インチが11g、4インチが13gと、ワーム自体のウェイトまで表示されているのが、なかなか気が利いています。
Snprig  スキッピンポップはノーシンカーで使うポッパー型のワームです。ボディーが中空になっていて、浮力がしっかりあるのが特徴です。これは使ったことがありますが、スピニングラインでスキッピングすると、面白いようにカバーの奥に入りました。ただ、ポーズ時のアピールが弱いのか、釣ったことはありませんでした。今なら、虫チューンして使ってみたいです。こちらは2.5インチと3.25インチがあります。
 その他、ストライク・グラブもこだわりを感じる形状のカーリーテールデザインが特徴です。

ストッパー不要のテキサスシンカー


Mag_weights  アメリカ人の発想力って、いつも感心させられますが、またしても「目から鱗」のグッドアイデア商品が登場です。
 お馴染みの鉛製シンカーを販売するバレットウェイト社が、新たに発表したのがマグウェイトです。一見すると普通の鉛製のバレットシンカーですが、シンカーの後部に強力な磁石が埋め込まれているのが特徴です。
 シンカー後部の磁石がフックアイとくっつくことで、ペグやシンカーストッパーを使用しなくても、シンカーをワーム頭部と一体で固定することができるというのがうたい文句です。しかも、フッキング後は魚が暴れるとシンカーはスライドすることも可能なので、バラシを軽減する効果も期待できます。見た目もシンプルで、非常にすばらしいアイデアだと思いませんか? 
 マグウェイトは1/8オンス、1/4オンスが6個入り、3/8オンスと1/2オンスが4個入りで3.99ドルだそうです。欲を言えば鉛ではなく、タングステンで作ってほしいところですが・・・。

進化したBSX


New_biosonix  これまでに何度かBSX(バイオソニックス)に関しては紹介してきましたが、あのバイオソニックスが進化して新登場しました。それが写真のRF300です。一見するとまるで魚探のようですが、魚探ではありません。
 オリジナルモデルは携帯BOXタイプで、AC電源によって内蔵バッテリーを充電して使用するものでした。結果、充電し忘れて、肝心なときにバッテリー切れたり、バッテリー自体が弱って充電自体ができなくなったりするトラブルがありました。また、防水機能もなく、ボートデッキ上で固定することもできなかったので、いちいちプログラムしてからストレージに戻さなくてはならず、面倒な面が多々ありました。細かいマイナーチェンジは繰り返されましたが、不完全だったといってもいいと思います。
 結果、このバイオソニックスの効果を信じ切ることができない人は、面倒になって、いつの間にか使うこと(持って行くことすら)をやめてしまったり、故障してそのままになっていたりしています。その割には700ドルの買い物は高すぎますが・・・。
 日本でもジャッカルの加藤さんが注目&便乗して、フィッシングショーで紹介したりしたこともあって、一時は話題となりましたが、すっかりなりを潜めてしまいました。
_mg_0802  ところが、KVDは違いました。昨シーズンも大活躍でAOYに輝いたKVDはしっかりバイオソニックスを使い、かなり信頼しているようなコメントを度々していました。BSXのプロスタッフですから、悪く言うわけはないのですが、テレビでも見せたレッドアイシャッドでの爆釣の陰にはBSXの活躍があったというのです。
 そのBSXが進化して、使いやすくなって、さらに値段も少し安くなって登場したというのです。魚探同様に外部バッテリーから電源がとれ、ボートデッキ上にマウントで固定することも可能となりました。また、5インチx5インチのモニターのおかげで、操作もしやすくなったと思われます。
 今回のRF300は本体にプログラム済みのサウンドとパターン以外に、KVDのシグネーチャーモデルのサウンドがSDカードでオプションで追加できる機能がついています。SDカードはまだ発売されていませんが・・・。PF300は本体価格が579ドルとなっています。円高の今ならちょっと買えそうな値段ですが、あなたはBSXを信じますか? ボクは何度かBSX付きのボートで釣りをしていますが、未だに効果を実感したことがありませんが・・・。

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無謀な挑戦


Crawdaddypage  一般にフロッグといえば、かつては中空タイプのルアーを指しましたが、最近はワーム素材のバジングタイプが人気で、両者を区別するとき、中空タイプをホローベイト(Hollow Bait)と呼んだりします。
 このホローベイトの老舗3大メーカーといえば、スナッグプルーフ、サザンルアー(スカムフロッグ)、マンズとなります。中でもスナッグプルーフとサザンルアーは頑なに中空ルアー専門で長年やってきましたが、ここ最近、スナッグプルーフがダブルフックを使用したジグなんかを出したりして、他のジャンルにも色気を出し始めています。
 一方のサザンルアーは頑固一徹、中空ルアーにこだわり続けていて、その企業姿勢が、なんとも微笑ましいです。最近、登場したクローダディーはザリガニをイミテートしたルアーで、中空ルアーながらシンキング仕様となっています。フォールでも水中リトリーブ&表層バジングでも使えるそうですが、どう考えてもその分野ではワーム素材には歯が立たないと思うのですが、フックはオーナー製だったりと、けっこう本気なようです。価格は5.25ドルとなっています。
 サザンルアーとしてはトップウォーターという中空フロッグの聖域が、最近はブームのバジング系フロッグに侵略されているのを指をくわえて見ていられず、一矢報いてやろうとしたのでしょうか? 餅は餅屋。サザンルアーはトップウォーターのホローベイト一筋で頑張ってほしいですね。

ついでに作ってみました


Shad_side2800  ちょっと前にボディーデザインがバジェットにそっくりなプロップランナーをリリースした新しいメーカー”バススター・ベイトカンパニー”を紹介しましたが、今度は兄弟分のサイレントランナーの登場です。
 プロップランナーのプロップのかわりにシリコンラバーのテールを付けただけで、ボディーの金型は流用だと思われます。テールはヒートンですから、これぐらいは簡単ですね。「ついでに作ってみました」感がぬぐえません。名前にもあるようにサイレントなアプローチ用のルアーだそうで、無風の日なんかにいいそうです。カラーは今の流行を意識していますね。
 全長6インチ、3フックで4オンスのビッグペンシルベイトとはいえ、今のアメリカの景気を無視した34.99ドルという価格は、ちょっと無謀すぎやしませんか?

リザード=トカゲ


 一般にリザードといえば、イモリをイメージしたルアーや使い方が一般的ですが、英語でリザード言えば、トカゲも指します。
 ある日、オーバーハングした木からトカゲが落ち、水面を泳ぐトカゲにビッグバスがバイトするのを見たテキサスの釣り人が、それをヒントにデザインしたというのが、今回紹介するロック・リザードです。なんか聞いたことがあるような話ですね。
Lure3  ロック・リザードがポリスチレン製のジョイントボディにリプレイス可能な4本の足とテールがついたトップウォータールアーです。フックは後方ボディーにトリプルフックが1個付いているだけです。サイズは5インチだそうです。見た目はかなりチープですが、値段もかなりチープで、5.45ドルです。
 ウェブサイトには動画もあるんですが、残念ながらバイトシーン&ファイトシーンばかりで、肝心のアクション映像はありません。なので、どんなアクションをするかは不明ですが、「これで釣ってみたい」と思わせる楽しそうなルアーです。