日別アーカイブ: 2009年1月8日

ストライクキングの脱チープ路線


Skcaffeineshad  ストライクキングといえば、ちょっと前まではバスプロショップやウォールマートや大手スポーツチェーン店などで売られるチープなブランドというイメージが強かったものですが、ここ最近はストライクキング・ルアーの価格が上がって、チープなイメージからの脱却を狙っているようです。
Skgobgone  実際、最近のストライクキングのルアーはクオリティーも上がって、よく釣れるようになってきました。正確には以前は使う気すら、あまり起きなかったのが、KVDの活躍の影響もあって、使うようになったというのが正直なところですが・・・。実際はストライクキングのプラグはまだまだで、レッドアイシャッドなんか、どこにもぶつけていないのに、1日に3個も水漏れで使えなくなったりしたこともありました。
Skocho  ただ、ワームは本当によくなってきています。レイジテールシリーズ以降のストライクキングのワームはマテリアルもカラーもよくなって、実際よく釣れます。2009年の新シリーズのパーフェクト・プラスチックスシリーズはコーヒーフレーバーの塩入りマテリアルで、どのデザインも昨今のアメリカのトーナメントシーンでなくてはならない代表的なモデルばかりとなっています。
Skgamehawg  カフェイン・シャッドはスーパーフルークのボディーにフィネスワームのテールを合体させたソフトスティックベイトです。日本でも琵琶湖ではかなり釣れそうな予感がします。ゴビー・ゴーンはエリー湖のビッグスモールマウス攻略になくてはならないゴビー系のパドルテールワームで、中にはジグヘッドが装着できるように中空ボディーになっています。ゲームホッグはボディー断面が六角形の4インチサイズのブラッシュホッグ系、オッチョはボディー断面が八角形のセンコー系で5インチと7インチの2サイズがあり、ロデントはスイートビーバー系となっています。
Skrodent  どれも1パック8本までで4.29ドルと、ズームなんかよりも高い価格設定となっています。路線的にはヤム同様のパクリのオールスター系という感じもしないでもないですが、なんとなくセンスの良さを感じるところがヤムとは違うところです。販売力のあるストライクキングがこの路線で成功すれば、他のメーカーにとっては脅威でしょうね。

久しぶりにスポッツネタ


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 ある方から「今月号のバサーに面白い記事が載っているよ」と教えてもらい、さっそく2009年2月号を購入しました。その面白い記事というのはアラバマに移り住んだコジコジこと、小島宏さんの連載記事で、今回は彼ながらのスポッツ(スポッテッドバス)に関する見解が紹介されていました。

 読んでいて、ウムウムと納得することばかりで、ボクが主張する「日本にはスポッツはいない」説を肯定する内容となっていました。「じっくり見てみないと違いがわからない」などという曖昧な差ではなく、明らかに異なっていた(引用)。まさにその通りで、いちいち判別するのに、外見の違いを探さないといけないようなものではないのです。いわば、釣り人なら当たり前に一目でブリとヒラマサ、チヌとキビレ、スズキとヒラスズキ、口太グレと尾長グレの見分けが付くのと同じで、これの違いが分からないと笑われてしまうのと同じような感覚なのです。
 ただ、一つだけボクと見解の違う点がありました。記事には一般的に文献でよく言われる第一背びれと第二背びれの間がくっきり分かれているのがラージで、繋がっているのがスポッツという表記があります。ただ、ボクは以前のブログでも紹介したように、この繋がっている、繋がっていないという表現が曖昧で、よく見ると、ラージでも繋がっているように見えたりするので、これが「日本でもスポッツ」がいる、または「日本にはスポッツとラージのハイブリッドがいる」という誤解を生む原因の一つとなっているような気がするのです。
 いずれにしても、「日本にはスポッツはいない」というのがボクの信じるところで、これまでに多くの方からメールをいただきましたが、未だに「これはスポッツかも」と思うような写真は一枚も送られて来ませんでしたし、誌面上でも目にしていません。相変わらず、いないはずのスポッツを釣り続ける方が琵琶湖に1人おられますが・・・。
 過去のスポッツネタをまとめみました。
日本にスポッツ? その1
日本にスポッツ? その2
日本にスポッツ? その3
日本にスポッツ? その4
日本にスポッツ? その5
日本にスポッツ? その6
ちょっと休憩 スポッツ豆知識
ミーンマウスバス?