久しぶりにスポッツネタ


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 ある方から「今月号のバサーに面白い記事が載っているよ」と教えてもらい、さっそく2009年2月号を購入しました。その面白い記事というのはアラバマに移り住んだコジコジこと、小島宏さんの連載記事で、今回は彼ながらのスポッツ(スポッテッドバス)に関する見解が紹介されていました。

 読んでいて、ウムウムと納得することばかりで、ボクが主張する「日本にはスポッツはいない」説を肯定する内容となっていました。「じっくり見てみないと違いがわからない」などという曖昧な差ではなく、明らかに異なっていた(引用)。まさにその通りで、いちいち判別するのに、外見の違いを探さないといけないようなものではないのです。いわば、釣り人なら当たり前に一目でブリとヒラマサ、チヌとキビレ、スズキとヒラスズキ、口太グレと尾長グレの見分けが付くのと同じで、これの違いが分からないと笑われてしまうのと同じような感覚なのです。
 ただ、一つだけボクと見解の違う点がありました。記事には一般的に文献でよく言われる第一背びれと第二背びれの間がくっきり分かれているのがラージで、繋がっているのがスポッツという表記があります。ただ、ボクは以前のブログでも紹介したように、この繋がっている、繋がっていないという表現が曖昧で、よく見ると、ラージでも繋がっているように見えたりするので、これが「日本でもスポッツ」がいる、または「日本にはスポッツとラージのハイブリッドがいる」という誤解を生む原因の一つとなっているような気がするのです。
 いずれにしても、「日本にはスポッツはいない」というのがボクの信じるところで、これまでに多くの方からメールをいただきましたが、未だに「これはスポッツかも」と思うような写真は一枚も送られて来ませんでしたし、誌面上でも目にしていません。相変わらず、いないはずのスポッツを釣り続ける方が琵琶湖に1人おられますが・・・。
 過去のスポッツネタをまとめみました。
日本にスポッツ? その1
日本にスポッツ? その2
日本にスポッツ? その3
日本にスポッツ? その4
日本にスポッツ? その5
日本にスポッツ? その6
ちょっと休憩 スポッツ豆知識
ミーンマウスバス?

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