2人のマイクの珍しいDQ


Mikefolkestad  今回ボクが参戦した2試合で、珍しいDQ(ディス・クオリィファイ:失格)が2つありました。
 1つ目はFLWウェスタンシリーズ、レイクミード戦の初日、ウェスタンの大ベテラン、マイク・フォークスタッドがDQとなりました。マイク・フォークスタッドといえば、USオープンを3度制し、レイク・ミードを得意とするアングラーであり、今大会でも優勝候補の1人でした。ところが、マイクは初日オフリミットエリア内で釣りをしてDQとなり、初日のウェイトがゼロになってしまいました。大ベテランのはずのマイク・フォークスタッドがなぜオフリミット内で釣りをしてしまったのでしょうか?
 実は今大会のレイク・ミードは大減水の影響で、スタート地点となるカールビルベイが狭く細くなってしまい、FLWはほぼカールビルベイ全体を岬から岬までを結んでオフリミットとしたのでした。カールビルベイ内は魚影も濃く、多くの選手がプラをしたように、WONBASSや過去のトーナメントでは釣りが可能な場合が多く、むしろ今大会のオフリミットの設定が異例とも言える状況でした。ベテランのマイクは、オフリミットの場所を確認せず、いつものように釣りをしてDQとなってしまったのでした。
Mikeandrews  もう一つはストレーンシリーズ・ウェスタンディビジョン、デルタ戦で起こりました。初日に36ポンド3オンスというビッグバッグを持ち込み、3日間トップを守り抜いて決勝に進んだマイク・アンドリュースでしたが、4日目の決勝でDQとなり、この日のウェイトはゼロとなり、最終10位でフィニッシュとなりました。
 実はマイク・アンドリュースは決勝のウェイインで6匹のバスをライブウェルに入れて帰着したことが分かり、DQとなってしまったのでした。マイク・アンドリュースは地元のアングラーで、これまではストレーンやFLWシリーズにコアングラーで参戦しており、今大会がマイク・アンドリュースにとって初の大きなトーナメントのプロデビューだったのでした。デビュー戦にして、トーナメントリーダーで決勝を迎え、緊張したのでしょうか? まさか、考えられない失態を犯してしまったのでした。ちなみにマイクの最終日のウェイトは優勝するには十分ではなかったというのが、せめてもの救いでしょうか。

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