また残念なニュース


 エドウィン・イーバース、デイブ・ウォラック、”ビッグショー”ことテリー・スクロギンスの3人がヤム・ベイツと契約成立したことが発表されました。ヤムと言えば、ご存じプラドコ傘下のワームブランドですが、いろいろなルアーメーカーの看板スター商品を次々とコピーする、あたかもモノマネオールスターショーのようなブランドです。オリジナリティーゼロ、プライドゼロ、ハイエナ・寄生虫のような最低ブランドです。ただ、お金は持っていますから、今までもゼル・ローランド、アルトン・ジョーンズ、ティム・ホートンと言ったビッグネームをプロスタッフに抱えていました。昨年は特に大型補強はありませんでしたが、今年は一気に3人もプロスタッフが増えることとなりました。仕事(契約)とは言え、YUMのワームをステージで絶賛する人間の神経をボクは疑ってしまいます。「お金さえあれば、ブランドが作れる。アイデアなんかなくても、開発にお金を掛けずに、売れているルアーを安易にコピーして、有名プロスタッフに宣伝させれば売れる」といった最近の流れは残念でなりません。長い目で見れば、業界全体で大きなマイナスだと思います。
Terry  特にビックリしたのは、フロリダのレイクでめっぽう強いテリー・スクロギンスです。彼はこれまでずっとズームのプロスタッフでした。正直、ズームのイメージがかなりあります。ズームにとっては、ヤムはもっとも行ってほしくないところだったはずです。
Wolak  デイブ・ウォラックは若手の成長株の1人です。先日もデイブはヤマハのラッピングボートで今季エリート戦に望むというニュースが入ったばかりでした。2005年シーズンのROYであり、今季も彼のトラックはTOYOTAのラッピング入りタンドラです。デイブもまた特にルアーブランドと公に契約をしていなかったのですが、ボクが知る限り、いつもズームのワームを使っていたような気がします。事実、昨シーズンのメジャー・レイク・ワイリー戦で優勝した際のウィニングルアーはホニートードとフィネスワームでした。やはりズームにとっては痛手と言えます。
Evers  エドウィン・イーバースはこれまで特にルアーメーカー、ブランドと個々に契約することはなく、バスプロショップと契約していましたので、ワームメーカーとしては初めての契約となります。

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