まだまだクラシックの興奮が冷めないボクです。正直、クリス・レーンのファンだったわけではありませんが、今回のクリスの優勝は感動的でした。せっかくなので、クリス・レーンについて紹介してみたいと思います。
以前にもレーン兄弟については紹介したことがありまして、こんな記事を読み返すと感慨深いです。
クリス・レーンは先月、フロリダ州ハリスチェインで開催されたB.A.S.S.サザンオープンですでに優勝を決めていて、絶好調です。しかしながら、クリス・レーンはずっとスランプに苦しめられていました。
2008年にボビー・レーンとともに初のクラシック出場をしましたが、49位でフィニッシュとなりました。その後2009年、2010年、2011年とクラシック出場を逃してしまいます。2008-2010年の3シーズンは賞金圏こそ全27試合中12試合と、それほど悪くありませんでしたが、安定感に欠け、大きく外してポイントを逃す試合が目立ちました。
一方のボビー・レーンは2008年のクラシック初出場を4位でフィニッシュ。2008年シーズンからFLWツアーからエリートシリーズに転向し、その年のROYを受賞。その後毎年クラシック出場を決め、2009年のケンタッキーレイク戦では優勝もしています。明らかにボビー・レーンに遅れをとった感じでした。
ところがクリス・レーンがついに昨シーズン、スランプから脱出します。全8試合中6試合で賞金圏(内2回がトップ10)、一番悪かった試合でも67位という好成績で2度目のクラシック出場を決めたのでした。
そして、兄弟の夢を兄より先に実現させたわけです。クリス・レーンはオープンやエバースタートの優勝経験はあっても、メジャークラスの試合ではこれが初優勝でした。一皮むけた今季のクリス・レーンの活躍に注目です。
クリス・レーンという男
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