Aリグ(アラバマリグ系)はキャスト時や着水時、フォール時にラインが絡むトラブルが起きやすいです。特に逆風時やヘッドが鉛でできていたりすると、よくラインが絡むと聞きます。ラインが絡むとせっかくのキャストが無駄になるばかりか、ラインが傷ついたりして結び直さないといけません。
アメリカではAリグは強力なブレイドラインを使う人が多いです。根掛かりしても、フックを伸ばしてでも回収が可能ですから、本当は日本でもブレイドラインを推奨したいです。ただ、ブレイドラインはコシがないので、ナイロンやフロロカーボンに比べてラインが絡むトラブルがさらに起きやすい欠点があります。
そこでオススメしたいのが仕掛け絡み防止パイプです。5~10cmぐらいカットして、シンカーストッパーで固定して使うと、ラインのトラブルが激減します。これなら、ブレイドラインでもストレスなく使えます。
シャローで使いたいときや、ディープを狙うためにカウントダウンさせて使うときは、発泡の中通しウキを使うといいでしょう。発泡ウキは蛍光のオレンジやイエローなので、気になる人はマジックで黒に塗ってください。