USオープンの不正事件に続いて、またもや残念な事件が発覚しました。景気が悪いと、こういうニュースを耳にする機会が多くなるんでしょうか？
今回はフロリダが舞台です。アメリカは高額賞金の掛かった試合は１人で出船することはありませんが、ローカルの小さなトーナメントでは、チーム戦や１人参加も可能です。今回はそんなローカルトーナメントで事件が起こりました。
逮捕されたのはセドリック・ジェローム・ペリー、31歳。数多くのローカルトーナメントで優勝を続けるセドリックに疑惑の目が向けられ、フロリダ州のフィッシュ＆ワイルドライフ・コンサーベーション（FWC）のスタッフたちは約１カ月もの間、セドリックの監視を続けたというのです。
セドリックは８月10日のローカルトーナメントに出場し、またしても優勝したのですが、湖上のセドリックは丸1日監視をされていたのでした。FWCのスタッフはセドリックがトーナメント中にグッドサイズのバスをキャッチするのを1度も見なかったそうです。このときは証拠不十分で、泳がされたわけですが、セドリックは翌週のローカルトーナメントにも出場し、監視されているとも知らず性懲りもなく不正を働いたのでした。
今度は監視は二手に別れ、一方はセドリックを監視、一方はセドリックのトラックを監視したそうです。セドリックのトラックの中には大きなクーラーが入っていて、エアーポンプが動いていたそうです。
その後、何も知らずにトラックに戻ってきたセドリックはクーラーをボートに持ち込み、クーラー内のバスとライブウェル内のバスを入れ替えたそうです。セドリックはまたしても優勝できるウェイトを持ち込んだそうです。
これが決定的な証拠となって、セドリックは逮捕されたわけですが、自供によると、セドリックは別の湖で事前にバスをキャッチして用意していたそうです。セドリックは詐欺罪で捕まったわけですが、フィッシングライセンスも持っておらず、ライセンス不所持とバッグリミット違反（１日に６匹以上のバスを同時にキープした違反）でも罰せられることになるようです。
何回も連続して優勝したら、さすがに怪しまれると、なんで分からないんでしょうか？ 釣りを知らないんでしょうね。日本でも、釣りを長年やっている人なら、あり得ないとすぐ分かる非常識な釣果を自慢している人っていますよね。バス釣りを純粋に楽しめないなんて、かわいそうな人たちです。
GRANBASSさん遠回しのコメントですみません。
私はＫＶＤとスキート・リースがとても大好きで尊敬しています。
なぜなら、不確定要素が強く安定した結果を出すことが難しいスポーツ「バスフィッシング」でこれほどまでに勝ち続けているからです。
おそらく一般アングラーには、いや他のトッププロでも理解できないできないところに到達していると思います。
ただあまりに二人が不正行為を行っているレベルに勝っているので、「あいつがあやしい」と思いながら試合に出てるプロもいるのではないかと思いコメントしました。
変なコメントですみませんでした。
パルプ様のコメントの意図がよく分かりません。確かに、あってないようなノーインフォメーションルールは問題です。ただ、エリートプロで純粋にこのルールをしっかり守っているようなプロはほとんどいません。結局は情報戦になっているのは事実です。その情報力（資金力）の違いが試合結果に反映されているのは事実でしょう。ただ、それを不正というのはちょっと違うかなと思います。いくら情報をとっても、自分で釣らないと結局は勝てませんから、２人が強い（うまい）ことに変わりありません。
KVD、スキートの驚異的な強さは不正や不正ギリギリをやっているからなのでしょうか？
でもなんだかんだ言って、バス界一番の不正はＫＶＤとスキート・リースの存在ですよね。
もう不正レベルの強さです。
やはり賞金がかかったトーナメントですから、この二人をよく思わないプロは多いのでしょうか？
ちょっと気になります。
川越さんは、この手の記事には敏感ですね。まあ、オリンピック選手でもドーピングがあったり、相撲でも八百長（疑惑）があったり、不正というのは100％防ぐことはできません。
チーム戦や1人で参加できるトーナメントは、その分、賞金が低いので、ある程度は仕方がないんです。ただ、高額賞金の真剣勝負なら、オブザーバーやノンボーターは必要ですね。
とにかく、「あいつが怪しい」と思いながら試合に出るのは楽しくないですね。
やはりもはや一人乗り大会ってのは常識的に有り得ませんね
悲しい現実ですね