日別アーカイブ: 2010年5月9日

伝言


「ハロー、ナオアキ。昨年のUSオープンでナオアキとペアを組んだモーゼス・モクアヒだぜ。今日はヒデキとペアを組んだんだけど、ナオアキのスピナーベイトを投げているのを見て、ビックリしたぜ。世界は狭いな。今年もUSオープンで会えるのを楽しみにしているぜ。早めに来れるならハバスに一緒に釣りに行こうぜ。連絡待ってるぜ」」と言っておりました。

Imgp2560

「ハロー・トシ・スズキ。トシと2度ペアを組んだジミー・ホウクスだぜ。トシはこの試合には来ていないんだな。今日はヒデキとペアを組んだぜ。トシにはいつも後ろで釣られるけど、今日もヒデキに釣られちまったぜ。コアングラー時代にカズキともペアを組んだこともあるし、オレって日本人と相性がいいのかな。デルタで会えるのを楽しみにしているぜ。トシとはまたペアを組むかもな」と言っておりました。

Imgp2576_2

 

べた凪でも要注意


 今回の試合(FLWシリーズ・レイクミード戦)では、2日目にまたしてもハプニングがありました。元エリートプロでもあるグレッグ・グティエレスのボートがナローと呼ばれるレイクミードの中でももっとも幅の狭い水域で、他のボーター達と朝イチ、レース状態になっていたのですが、突然、グレッグのモーターがフォールアウトしてしまったのです。
 このレースに参加していた人の話ですと、前が当然真っ白になるほどの水しぶきが上がり、グレッグのボートがスピンしていたそうです。幸い2人はボートから投げ出されることはなく、ケガもなかったようですが、時速77マイルは出ていたそうなので、ラッキーだったとしか言いようがありません。
 この日の朝はべた凪だったそうで、大きな波に突っ込んだわけでもなく、フルスピードでプレーン中に突然起こったみたいです。よくべた凪だとコアングラーは手を放してしまいがちですが、何がいつ起こるとも限らないので、要注意です。ちなみに、グレッグはこのモーター無しのボートでエレキのみで3日間トーナメントを戦いました。
 今回はこれ以外にも数艇のボートが大きな故障でピットインしたり、他のボートに引っ張られて帰着したりしていました。
 それにしても、バスボートは大型化し、それに伴いモーターも高馬力化が進み、今じゃあ250馬力なんて当たり前になってしまいましたが、そろそろトーナメントで何か規制をしないと、いつか大惨事が起こりそうな予感がします。死人が出てからでは遅いですし、その1人にはなりたくないものです。

Imgp2585

Imgp2586