日別アーカイブ: 2010年5月19日

超スーパースプーク


Img_1961  限定スーパースプーク(チューンド・スーパースプーク)をゲットしました。スーパースプークといえば、アメリカじゃあ、持っていない人がいないんじゃない?と思えるほどの定番中の定番のペンシルベイト。スプークといえば、ザラスプークよりもこちらのスーパースプークを指すことが多いです。
 先日のエリートシリーズ・ピクウィック戦で5位となったスキート・リースも朝イチにスーパースプークをキャストして、キーパーをキャッチしているのがバッチリ、テレビで映ってました。
 ボクもスーパースプークに関して、過去にちょっとウンチクを語ったりしましたが、またまたボクのスーパースプークコレクションのバリエーションが増えそうです。
Img_1967  今回のフィッシュアローとのコラボモデルは、ラトルボールが一回り小さくなっているのが特徴(写真では右がノーマル、左がチューンド・スプーク)で、その分ラトルルーム内でのボールの遊びが大きくなって、独特のハイサウンドが出やすくなったそうです。ボールが一回り小さくなった分、ウェイトも約1gは軽くなっているようです。同じクリアボディータイプなら、ボディー総重量は約1g軽くなるようですが、ボーン素材のオリジナルモデルに比べると、まだまだ今回のコラボモデルの方が重いです。
 また、パッケージには一切記載されていませんが、噂ではマテリアルがエクスキャリバー時代に使われた硬質プラスチックを使っているそうで、もし本当だとしたらアメリカでも噂になりそうです。とりあえず、スーパースプーク好きのアメリカの友人達へのお土産として、大量ゲットしたので、来月持って行きたいと思っています。
 カラーだけの日本限定モデルというのはよく目にしますが、ウェイトボールやマテリアルまで変更した限定モデルは珍しいし、将来貴重です。個人的には次回はタングステンボール&ボ

ーン素材モデルなんかをお願いしたいです。
キング・オブ・スプーク その1
キング・オブ・スプーク その2
キング・オブ・スプーク その3

シャッドテールって その2


Imgp2445  そもそも、日本ではなぜ、あのテールのことをシャッドテールと呼ぶようになったのでしょうか? シャッドとは扁平な小魚を指す言葉のはずです。ところが、日本の●●シャッドはシャッドとは似ても似つかぬボディーをしています。
 いつ、誰が最初にシャッドテールと呼んだのか、記憶は定かではありませんが、おそらくミスターツイスターのサシーシャッド等がその発端となったと思われます。
Imgp2438  扁平なシャッドボディーにプリプリと細かくテールが泳ぐ、あのワームは昔々、ジグスピナーの友として、お小遣いの少なかった子供時代のボク達のお助けルアー的な存在でした。サシーシャッドに似たタイプのワームを総称してシャッド系ワームと呼んだものでした。
 その後クラッピーが日本上陸。シャッド系とは似ても似つかぬボディーゆえにクラッピーテールと呼んだり、チャーリーブリューワー社がバイブラテールと呼んだものだからバイブラテール(なぜかビブロテールなんて呼ばれたりもした)と呼んだこともありましたが、いつの間にかシャッドテールという言葉で統一がなされ、定着してしまいました。
 今さらアメリカでは通じないから、何か他の言い方に変えようと提唱するつもりもありませんし、アメリカンを気どってスイムベイトと呼ぶつもりもありません。ただ、グローバルな昨今、これからは日本発のルアーがどんどん世界に飛び出していくことでしょう。その際に肝心なネーミングが、例えば●●シャッドだと、アメリカ人に違和感を与えるかもしれません。これからは分類やテクニック、釣り方、商品名にはもう少し慎重にネーミングをした方がいいかもしれませんね。