べた凪でも要注意


 今回の試合(FLWシリーズ・レイクミード戦)では、2日目にまたしてもハプニングがありました。元エリートプロでもあるグレッグ・グティエレスのボートがナローと呼ばれるレイクミードの中でももっとも幅の狭い水域で、他のボーター達と朝イチ、レース状態になっていたのですが、突然、グレッグのモーターがフォールアウトしてしまったのです。
 このレースに参加していた人の話ですと、前が当然真っ白になるほどの水しぶきが上がり、グレッグのボートがスピンしていたそうです。幸い2人はボートから投げ出されることはなく、ケガもなかったようですが、時速77マイルは出ていたそうなので、ラッキーだったとしか言いようがありません。
 この日の朝はべた凪だったそうで、大きな波に突っ込んだわけでもなく、フルスピードでプレーン中に突然起こったみたいです。よくべた凪だとコアングラーは手を放してしまいがちですが、何がいつ起こるとも限らないので、要注意です。ちなみに、グレッグはこのモーター無しのボートでエレキのみで3日間トーナメントを戦いました。
 今回はこれ以外にも数艇のボートが大きな故障でピットインしたり、他のボートに引っ張られて帰着したりしていました。
 それにしても、バスボートは大型化し、それに伴いモーターも高馬力化が進み、今じゃあ250馬力なんて当たり前になってしまいましたが、そろそろトーナメントで何か規制をしないと、いつか大惨事が起こりそうな予感がします。死人が出てからでは遅いですし、その1人にはなりたくないものです。

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